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写真家テリー・リチャードソンがブラックリスト入り あの大手出版社やラグジュアリーブランドも不採用を表明

 米大手出版社のハースト(HEARST)と「ウォール・ストリート・ジャーナル(THE WALL STREET JOURNAL)」のラグジュアリー専門誌「WSJマガジン(WSJ MAGAZINE)」は、大物写真家テリー・リチャードソン(Terry Richardson)を今後起用しないことを発表した。

 「WSJマガジン」9月号にはリチャードソンが撮影した写真が使用されており、ハースト傘下の「ハーパース バザー(HARPAR'S BAZAAR)」は長年にわたり同氏を起用している。また、9月に開催された「ハーパース バザー」主催のパーティーでも姿が目撃されている。10月25日に「ヴォーグ(VOUGE)」などを擁する出版社コンデナスト(CONDE NAST)が被写体の人物に対するリチャードソンのセクハラ疑惑を問題視し、今後一切起用しないよう内部通達を行ったことが明るみに出た。ハーストや「WSJマガジン」もこの流れに乗った形だ。

 その他にも、「ブルガリ(BVLGARI)」「ヴァレンティノ(VALENTINO)」「ディーゼル(DIESEL)」も同氏を起用しない立場を明確にしており、コンデナスト社の判断が大きな影響を及ぼしている

 

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