ビジネス

写真家テリー・リチャードソンがブラックリスト入り あの大手出版社やラグジュアリーブランドも不採用を表明

 米大手出版社のハースト(HEARST)と「ウォール・ストリート・ジャーナル(THE WALL STREET JOURNAL)」のラグジュアリー専門誌「WSJマガジン(WSJ MAGAZINE)」は、大物写真家テリー・リチャードソン(Terry Richardson)を今後起用しないことを発表した。

 「WSJマガジン」9月号にはリチャードソンが撮影した写真が使用されており、ハースト傘下の「ハーパース バザー(HARPAR'S BAZAAR)」は長年にわたり同氏を起用している。また、9月に開催された「ハーパース バザー」主催のパーティーでも姿が目撃されている。10月25日に「ヴォーグ(VOUGE)」などを擁する出版社コンデナスト(CONDE NAST)が被写体の人物に対するリチャードソンのセクハラ疑惑を問題視し、今後一切起用しないよう内部通達を行ったことが明るみに出た。ハーストや「WSJマガジン」もこの流れに乗った形だ。

 その他にも、「ブルガリ(BVLGARI)」「ヴァレンティノ(VALENTINO)」「ディーゼル(DIESEL)」も同氏を起用しない立場を明確にしており、コンデナスト社の判断が大きな影響を及ぼしている

 

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“推したい”!!、全国各地のセレクトショップ17 定石が裏切られた沖縄のストアも一挙紹介

2月17日発売の「WWDJAPAN」は、昨年好評だった「全国各地のセレクトショップ特集」第2弾です。今年は、福島県郡山市から沖縄県那覇市まで17のショップを取材しました。圧倒的な規模感から、こだわりの商品選び、濃くて深い接客と、一方で敷居を感じさせない空間づくり、地方らしいちょっぴりスローな衣食住のライフスタイル提案など、いずれもオーナーや店長、働く人たちの思いが具現化しているからこそ、素直に共感…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。