ファッション

2027年春夏パリ・メンズ・コレクションで話題を呼んだシューズ17選をプレイバック

現地時間2026年6月23〜28日の期間に開催されたパリ・メンズ・ファッション・ウイークでは、パリを襲った猛暑に適したビーチサンダルや、スリッポン、オーバサイズ・ブーツ、バレエシューズが引き続き脚光を浴びた。米「WWD」は2027年春夏パリ・メンズ・コレクションで注目されたシューズ17選を厳選し、プレイバックする。

「サンローラン」

サンローラン(SAINT LAURENT)」はメンズ向けの透明なドレスシューズを発表した。クリエイティブディレクター、アンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vacarrello)は「なぜ女性にプラスチックの靴を履かせるのに男性にはそうしないのだろう?」と自問し、“公平なフィールド”に着想した。

ヴァカレロは日本人アーティスト中谷芙二子の霧の彫刻“CLOUD #07156”をショーの演出に取り入れ、自身の美学で抑制を誘惑の一形態に位置付けた。パリの熱波の下、ドレスシューズは汗で演出のように曇っていた。

「リックオウエンス」×「アディダス」

リック・オウエンス(RICK OWENS)」と「アディダス(ADIDAS)」は初のコラボから10年ぶりに再びタッグを組み、同ブランド初の本格的ランニング・シューズ・モデルのテクニカル・ランニングシューズで注目を集めた。アンクルブーツのようなスタイルが特徴的で、「アディダス」の“メガライド(Megaride)”のソールを採用した。リック・オウエンス(Rick Owens)がこれまで好んできた硬質なデザインとは対照的な緩やかなシルエットだ。

「クリスチャン ルブタン」

メゾン初のメンズ・クリエイティブディレクターに就任したラッパーで俳優のジェイデン・スミス(Jaden Smith)は、人々の話題をさらうコレクションを目指した。足の指を浮き彫りにするスクエアトゥのレースアップシューズや赤いサスクワッチのようなスリッポン、黒いレザーの矢筒などファンタジックな要素取り入れた。スミスは「物語を語り、人々の心に子どものような驚きや感動を呼び起こしたいという思いから生まれた」と語った。

「ディオール」

ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)=クリエイティブディレクターは昨年の「ディオール(DIOR)」デビューコレクションで打ち出した“無造作な貴族”という美学をカジュアルに再解釈した。昨年の華やかな要素も存続し、シルバーのスパンコールパンツやゴールドのパイソン柄ショーツが登場した。黒いミラーボールに着想したディスコブーツの他に、クラシックなスエードのレースアップで19世紀の刺しゅうを再現したシューズや無造作に仕上げた編み込み素材のブーツを披露した。

「ルイ・ヴィトン」

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、クラシックなスケートシューズを再解釈しアイコニックなモノグラムキャンバスとエキゾチックレザーを使用した“コンビ(Combi)”を披露した。ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)=メンズ・クリエイティブディレクターがインスタグラムに投稿し話題を呼んだ一足だ。

「サカイ」×「ビルケンシュトック」

サカイ(SACAI)」のクリエイティブディレクター、阿部千登勢は「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」と初のコラボを果たし、新しいシルエット2型を発表した。

「ERL」

「ERL」はフットウエアのラインアップを拡張し、新たなシルエットを発表した。今シーズンはタッセル付きのドライビングローファーや、オーバーダイキャンバスでアレンジしたアイコニックなモデル“ERL Vamp(ERL ヴァンプ)”をそろえる。ウオッシュ加工や日焼けの色褪せを施しビンテージの風合いを表現した。

「ウィリー チャヴァリア」×「アグ」

ウィリー チャヴァリア(WILLY CHAVARRIA)」は、9月に発売予定の「アグ(UGG)」との初のカプセルコレクションをプレビューした。ランウェイの先頭には、デビッド・ベッカム(David Beckham)の息子ロメオ・ベッカム(Romeo Beckham)が登場し、新作の“アグ×ウィリー・チャヴァリア”バイカーブーツを初披露した。

「セリーヌ」×「リーボック」

今回はマイケル・ライダー(Michael Rider)=クリエイティブディレクターが手掛けた「セリーヌ(CELINE)」のメンズ・コレクションで、「リーボック(REEBOK)」のアイコニックな“フリースタイル”スニーカーを再解釈した。カラーはホワイト、ダークブラウン、ブラックで展開し、ラムスキンレザーを使用した。

「ドリス ヴァン ノッテン」

ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」はバレエシューズのトレンドをメンズファッションに取り入れた。同ブランドクリエイティブディレクターのジュリアン・クラウスナー(Julian Klausner)が手がけるバレエシューズは、レザーのシルエットが特徴的で足首に巻きつけるストラップが付属する。

「ジバンシィ」

ジバンシィ(GIVENCHY)」はコートスニーカーとライフスタイルシューズの要素を融合させた新作“パフィ ヤード(Puffy Yard)”を披露した。“ニュー・ヤード(New Yard)”スニーカーをファッショナブルに再解釈した一足で、ビンテージの風合いを加えた。ふっくらしたナッパレザーキルティング加工が特徴的だ。

「グレッグ ロス」

ロサンゼルスのブランド「グレッグ ロス(GREG ROSS)」はイタリア製のボックスレザーを使用したドライブ・ブーツを発表した。カラーはブラックとホワイトで展開する。

「ロンバート」

「ロンバート(ROMBAUT)」は新しい構造や素材を取り入れて、サステナビリティを重視したシューズの可能性をさらに追求した。

「マリアーノ」×「ディアドラ」

「マリアーノ(MAGILIANO)」は「ディアドラ(DIADORA)」とタッグを組み「ディアドラ」のアイコニックな“エキップ(Equipe)”を再解釈した。

「ペドロ アンドラーデ」×「ハワイアナス」

「ペドロ アンドラーデ(PEDRO ANDRADE)」はブラジルのビーチサンダルブランド「ハワイアナス(HAVAIANAS)」との新たなコラボレーションを発表した。ビーチサンダルをベースに足袋(タビ)のようなデザインを採用した。

「ソウシオオツキ」×「アシックス」

ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」は「アシックス(ASICS)」とのコラボレーションを継続し、新たなモデル“ゲルアクシス FF(GEL-AXIS FF)”を公開した。全4色展開で、通気口を施したレザーと高密度のメッシュ素材の2つの仕様を用意した。

「ヘド メイナー」×「アロー」

ヘド メイナー(HED MAYNER)」は「アロー(ARO)」とコラボレーションし、フラットな仕上がりのシューズを発表した。

SAINT LAURENT x コレクションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

JAPAN HEAT WAVE!熱波の欧州で躍動する日本のクリエイション 2027年春夏メンズコレ速報

今季の欧州を覆ったのは、史上最高気温を更新する記録的な熱波。しかしそれに負けないほどの熱を帯びていたのが、日本人デザイナーのクリエイションでした。公式スケジュールにはミラノで「シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)」、パリで「ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」が新たに加わり、今回も計15を超えるジャパンブランドが名を連ねました。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。