「ルメール(LEMAIRE)」は6月24日(現地時間)、2027年春夏コレクションをパリで発表した。最高気温が40度近くまで上昇した酷暑の一日だったが、会場を訪れたゲストはブランドらしいグレイッシュなダークトーンを基調にしたスタイリングで来場した。装いの軸となったのは、ブランドの定番であるツイストシャツやゆとりのあるバレルパンツ。そこに今季のコレクションとも呼応するウエスタン調のディテールや、細身のボトムスを取り入れた新鮮なアイテムも散見された。暑さの中でも軽やかな素材選びやリラックスしたシルエットで、気負いのない知性を感じさせる「ルメール」ならではのエレガンスを体現していた。
特に印象的だったのが胸元のアクセサリー使いだ。グアシャやヘアブラシ、コンパクトミラーといった日用品をネックレスのように下げるスタイルが多く見られ、実用品と装飾の境界を曖昧にする「ルメール」らしい遊び心を感じさせた。日本からは、ランウエイショーに初参加となった俳優・日高由起刀が来場した。