ファッション

【スナップ】熱波襲うミラノで“おしゃれは我慢”は健在? 「プラダ」ゲストの装いは二極化

プラダ(PRADA)」は6月21日(現地時間)、2027年春夏メンズ・コレクションをミラノで発表した。この日のミラノは、強い日差しが容赦なく降り注ぐ猛暑日。気温は38度まで上昇し、会場周辺には日陰を求めるスナップカメラマンの姿も目立った。そんな過酷なコンディションの中、来場者たちの装いは暑さに抗わず快適さを優先した装いか、“おしゃれは我慢”を体現する二手に分かれた。

前者は、風をはらむ軽やかな素材の半袖あるいは長袖のボタンダウンシャツに、ゆったりとしたシルエットのパンツを合わせるスタイルが主流だ。近年の「プラダ」のコレクションで繰り返し提案されてきた、ミリタリー風やモチーフをあしらったシャツは来場者の間でも高い支持を集めており、多くのゲストがそれぞれの解釈でシャツスタイルを楽しんでいた。中には、そのまま海へ飛び込めそうなスイムショーツや、トランクスを思わせる軽快なショーツを合わせるランウエイルックを踏襲する者もいた。一方で、かつてファッションの常套句であった「おしゃれは我慢」を体現する来場者も少なくない。ブルゾンやレザージャケットを羽織り、ローゲージの厚手ニットをまとったゲストたちは、猛暑の中でも自らの美学を貫いた。汗ばむ気候とは対照的に重厚感のあるスタイルは、実用性よりもシルエットやムードを優先するファッションラバーたちの矜持を感じさせる。

両者に共通していたのは、ローファーやボートシューズといったレザーシューズの存在だ。さらに、全体としては開放感のあるリラックスシルエットが大半である。今季のランウエイで披露されたタイトなシルエットが、ストリートでどのように解釈されるのか、来季のゲストスタイルにも注目したい。

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