「ブルガリ(BVLGARI)」は9月17日〜12月15日、東京・六本木の国立新美術館で展覧会「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」を開催する。日本での展覧会としては10年ぶり、過去最大の規模となる。
ジュエリー約350点を出品
国内では10年ぶりの展覧会
同展は、色彩豊かなおよそ350点のジュエリーを出品。また、アーティストの森万里子とララ・ファヴァレット(Lara Favaretto)、中山晃子が、それぞれ色彩についての考察に基づいた作品を展示するほか、“ブルガリ・ヒストリカル・アーカイブ”からの資料や、没入型インスタレーションなどを用意し、同ブランドの“色彩の革命”を3章に分けて解き明かす。
展覧会名“カレイドス”は、“カロス(美しい)”と“エイドス(形態)”を意味するギリシャ語にちなむ。会場デザインは、古代ローマの皇帝カラカラが造営した浴場のモザイク画のパターンに着想を得て、「ブルガリ」と建築家ユニット“サナア(SANAA)”の妹島和世、イタリアのデザインユニット“フォルマファンタズマ(FORMAFANTASMA)”が協働して手掛けた。
ジャン・クリストフ・ババン(Jean Christophe Babin)=ブルガリグループCEOは、「『ブルガリ』は常にストーリーを語り、時を超える色の力を信じてきた。本展覧会では、『ブルガリ』の豊かな伝統を称えており、『ブルガリ』の名声を高めた壮麗な宝石をはじめ、文化、クラフツマンシップ、そして自然が創り出す特別な色彩への情熱の融合を全ての展示品が表現している。この万華鏡を巡るかのような旅を、『ブルガリ』と同じく伝統と革新の美を併せ持つ街、東京の国立新美術館で開催することを誇りに思う。『ブルガリ』のクリエーションに秘められた芸術性と精巧さを高く評価する日本との長年の関係が、この展覧会をより特別なものにしている。『ブルガリ』の躍動的で時代を超越した精神の証である350点近いマスターピースを、日本のみならず世界中の皆様と共有できることを光栄に思う」と語っている。
■ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧
日程:9月17日〜12月15日
開館時間:10:00~18:00(金・土は20:00まで)
休館日:火曜日(9月23日を除く)・9月24日
場所:国立新美術館 企画展示室2E
住所:東京都港区六本木7-22-2
観覧料:一般 2300円/大学生 1000円/高校生 500円