ファッション
特集 2025年春夏トレンド総決算 第5回 / 全9回

2025年春夏らしさを表現する素材、色、柄 猛暑対策の軽やかな素材からアンティーク調の花柄まで

有料会員限定記事

2025年春夏らしさを表現する素材、色、柄 猛暑対策の軽やかな素材からアンティーク調の花柄まで

パリ、ミラノ、NY、ロンドンのファッション・ウイークで発表された多彩なコレクションから、2025年春夏に注目すべき素材、色、柄を分析した。素材のポイントは、猛暑を見据えた軽やかさ。 オーガンジーやシフォンなどのシアー素材やロマンチック&フェミニンなムードに欠かせないレース、薄手のコットンやリネンなどが多用された。色も清涼感のあるパステルカラーやホワイトが多出。アクセントカラーでは暖かな日差しを想起させるオレンジやイエロー、宝石のようなジュエルトーンに注目だ。そして柄は、昨シーズンから継続のアンティーク調の花柄が充実。定番のストライプやチェックの今季らしいポイントも紹介する。(この記事は「WWDJAPAN」2024年11月11日号からの抜粋です)

MATERIALS

猛暑を見据えた軽やかな素材使い

1_シアー

近年シアー素材はシーズンを問わず登場するが、この春夏は実に多種多様。オーガンジーやシフォン、ジョーゼットからチュール、メッシュ、フィッシュネットまでが見られた。ナイロンやハイゲージニットも透けるほど薄く軽やかだ。

2_レース

シアー素材と並んで、レースは今季のロマンチックやフェミニンなムードを表現するために必須。繊細な模様だけでなく、素朴なアイレットレースもある。また、「マックイーン(McQUEEN)」はクモの巣のようなデザインで甘さの中に毒気をプラス。

この続きを読むには…
残り1974⽂字, 画像65枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。