ビューティ
特集 全国各地の名物セレクトショップ 第19回 / 全19回

「東北初導入」は数知れず 百貨店もかすむ高級化粧品の殿堂【宮城・パフューマリースキヤ】

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PROFILE: (左)由佐憲靖/粧苑すきや取締役(右)由佐幸継/粧苑すきや社長

(左)由佐憲靖/粧苑すきや取締役(右)由佐幸継/粧苑すきや社長
PROFILE: (左)(ゆさ・のりやす)昭和音楽大学声楽科卒業後、オペラ歌手・俳優業やミュージカルプロデューサーを経験。2015年から粧苑すきや三代目として美容業界へ。仙台駅ビルS-PALの増床リニューアルや日本初専門店取り扱いの「ナーズ」導入、ECストアの開設を手掛けた(右)(ゆさ・ゆきつぐ)早稲田大学卒業後、粧苑すきやに入社し二代目社長に就任。専門店街のこだわりの設えは自らの美意識でプロデュースする

宮城/パフューマリースキヤ

仙台で75年以上続く「パフューマリースキヤ(以下、スキヤ)」は、東北を代表する高級化粧品専門店だ。ドラッグ・バラエティーストアやECなど販売チャネルが多様化し、化粧品専門店の存在意義が問われる時代に、地元に根ざすビューティショップとしての存在感を高めている。(この記事は「WWDJAPAN」2024年2月12日号からの抜粋です)

化粧品専門店の存在意義は
「どこよりも早く届けること」

仙台市内に3店舗を展開し、中でも仙台駅直結の駅ビルに所在するエスパル店は年商13億円以上(2023年)を誇る旗艦店だ。約560㎡の空間に「コスメデコルテ」「シセイドウ」「カネボウ」「アルビオン」など国内大手メーカーが有するカウンセリングブランドの売り場が軒を連ね、ブランドの世界観とスキヤの美意識を融合したこだわりの内装をしつらえる。自社とメーカー派遣で計70人の美容部員を抱え、全員にスキヤの販売理念を共有している。

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