ビジネス

シーイン、米国の「フォーエバー21」運営会社に3割出資

超ファストファッションブランド「シーイン」は8月24日、米国の大手アパレルのスパーク・グループ(SPARC Group)の株式約3分の1を取得すると発表した。スパークもシーイン株を少数取得する。

スパークは米国の不動産大手サイモンと、ブランド管理会社オーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP以下、ABG)の合弁会社で、ABGの保有する「フォーエバー21(FOREVER 21)」「ノーティカ(NAUTCA)」「リーボック」などのアパレルブランドの運営にあたっている。「シーイン」は業務提携の狙いについて「『シーイン』は1億5000万ユーザーを抱えるグローバルなECプラットフォームであり、スパークの抱える『フォーエバー21』とは顧客層が重なり、お互いの成長にメリットがある」とコメント。今後シーインは自社のプラットフォーム上で、「フォーエーバー21」を筆頭にスパークの抱えるブランドのアイテムを販売していくと見られる。

日本では「フォーエバー21」は、アダストリアがライセンス生産した商品を中心に展開しており、日本では大阪・門真の「ららぽーと門真」などに出店している。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。