ファッション
連載 今週の学生に読んでほしい記事3選 第2回

ファレルの新生「ルイ・ヴィトン」、“第2六本木ヒルズ”計画何がすごい?

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週に一度、「WWDJAPAN Digital」に掲載した記事から学生に読んでほしいものを厳選し、記者のコメント付きで紹介する連載。今回は、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)新メンズ・クリエイティブ・ディレクターによる「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のデビューショーや、六本木ヒルズの再開発計画など3本の記事を掘り下げる。ニュースの読み方を知るとともに、面接やビジネス会話のヒントになれば幸いだ。

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【記事1】
ファレルの新生「ルイ・ヴィトン」メンズは完全勝利 22時のパリに昇った太陽

「ルイ・ヴィトン」は、ファレル・ウィリアムス新メンズ・クリエイティブ・ディレクターのデビューコレクションとなる2024年春夏メンズ・コレクションを現地時間6月20日に発表した。音楽界とファッション界のトップをまたにかけるメンズの新クリエイティブ・ディレクターは、どのようなコレクションを見せるのか。また前任のヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)の遺志をどう引き継ぐのかなど、ファッション業界内外から多くの注目を集めた。(全文はこちら)

【記者の解説】
「ルイ・ヴィトン」は、年間売上高が3兆円に迫る、世界一の規模を誇るブランドだ。メンズでは前メンズ・アーティスティック・ディレクターのヴァージル・アブローの急逝により、デザイントップのポジションが2021年11月以降空席のままだった。ヴァージルは、音楽やアートといったカルチャーに精通し、それらをファッションに結びつけることでファン層を広げ、売り上げに貢献してきた実績がある。ラグジュアリーの王者はその方向性を引き継ぐのか、新たな道を開拓するのかで後任人事に注目が集まる中、世界中の老若男女に愛されるファレル・ウィリアムスのメンズ・クリエイティブ・ディレクター就任が2月に発表された。つまり、前任の方向性を引き継ぎながら、さらに間口を広げる人事なのだろうと多くが解釈した。「ルイ・ヴィトン」に限らず、現在ラグジュアリーブランドのデザイントップの仕事は多岐にわたる。デザインするのは服やアクセサリーにとどまらず、写真、映像、イベント、キャンペーン、そしてチーム作りなど、あらゆるクリエイティブに携わる総合力が求められる。例えデザイン画が描けなくても、優秀なチームがいればクリエイティブ・ディレクターの仕事は成立する。その点、ファレルはおそらくデザインのプレーヤーではなく、チームにクリエイティブの方向性を示すディレクターだ。ファレルの初陣となる2024年春夏メンズ・コレクションのショーを見て、さらにそう確信した。(大塚千践/副編集長)

ILLUSTRATION:UCA

【記事2】
六本木が大きく変わる “第2六本木ヒルズ”2030年竣工


森ビルなどによる「六本木五丁目西地区」(東京都港区)の再開発計画の概要が明らかになった。関係者の間で“第2六本木ヒルズ”とも呼ばれるこの再開発計画は、外苑東通り、芋洗坂、鳥居坂などに囲まれた約8万平方メートルのエリアが対象。超高層ビルを中心に、オフィス、住宅、商業施設、文化施設、公園などで構成する。(全文はこちら)

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