ファッション

阿部千登勢「サカイ」デザイナーがキュレーションした「エーマガジン」発売

アントワープ発のファッションマガジン「エー マガジン キュレーテッド バイ(A MAGAZINE CURATED BY)」は、阿部千登勢「サカイ(SACAI)」デザイナーをゲストキュレーターに迎えた最新刊を発売する。価格は35ユーロ(6600円)で、オンラインでは6月19日から順次発送する。

2001年にベルギー・アントワープで創刊された「エー マガジン キュレーテッド バイ」は今回で25号目。毎号ゲストキュレーターにファッションデザイナーを迎えており、過去にはキム・ジョーンズ(Kim Jones)、リカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)、シモーネ・ロシャ(Simone Rocha)、山本耀司、高橋盾らが務めている。

今号では、先駆的なイメージを表現したウルトラマリンブルーのカバーと、英語・日本語の両方でコンテンツを紹介する。東京からロサンゼルスまでの国際色豊かなポートレートシリーズから、シェフ、工業デザイナー、建築家、アーティスト、ライター、ビジネスアナリストによるコミッション・プロジェクトまで、ブランドの背景にある世界に迫る。

巻頭では、阿部デザイナーと源馬大輔クリエイティブ・アドバイザーに、東京を拠点にするカウンセラー、 ジョセフィン・クレイトン(Josephine Creighton)がインタビューを実施。また「サカイ」の私物コレクションを身にまとった、窪塚洋介や忽那汐里、ラシダ・ジョーンズ(Rashida Jones)、エディソン・ チャン(Edison Chen)、チン・シューペイ(Qin Shupei)、ドクター・ウー(Dr Woo)、サラ・アンデルマン(Sarah Andelman)ら著名人が登場する。さらに旗艦店である青山店の大規模な改装を手掛けた建築家、藤本壮介と関祐介へのインタビューを通じて、「サカイ」と建築とのつながりを探る。

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