「WWDJAPAN 2021下半期ベストコスメ」を発表！ 「WWDJAPAN」は、 百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストア・ECで2021年下半期（5～10月）に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品（NEW PRODUCT）のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合（HERO PRODUCT）のベスト3を紹介する。
百貨店・セミセルフショップ「ボディーケア」部門の総合は、「ディオール（DIOR）」の“ミス ディオール ハンド ジェル”の数量限定品が首位を獲得。2位は、「サボン（SABON）」が躍進し“ボディスクラブ”がランクイン。ブランドの人気作にバイヤーは、「角質ケアができる定番の製品で、特にやさしい香りの“デリケートジャスミン”が人気」と話す。3位は、上半期に続いてランクインした「シャネル（CHANEL）」の“ラ クレーム マン”だった。
新製品も「ディオール（DIOR）」が首位。“ミス ディオール ハンド ジェル”が獲得した。バイヤーの「デイリー使いで、人気の香りを楽しみながら手を保湿できる」の話からも保湿だけでなく、ハンドクリームにおける香りの重要性を改めて感じさせる結果だ。2位は、「ロクシタン（L’OCCITANE）」の“オスマンサス ハンドクリーム”。3位は、「クレ・ド・ポー ボーテ（CLE DE PEAU BEAUTE）」の“ジェルネトワイアンプールレマン”でハンドケア製品に人気が集まった。
バラエティー・ドラッグストア・ECの「ボディーケア」部門の総合1位は、「デオコ（DEOCO）」“薬用ボディクレンズ”に決まった。今回のヒットについて、バイヤーは「人気の高い定番品だが、新たにシャンプーが発売されたことで再注目された」と分析。2位に「ハウス オブ ローゼ（HOUSE OF ROSE）」の“ボディ スムーザーN。票の割れた3位は、「カウブランド（COW BRAND）」“赤箱ビューティクリーム”、「キュレル（CUREL）」“ローション”、「ニベア（NIVEA）」の“プレミアムボディミルクホワイトニング”、「ネイチャーリパブリック（NATURE REPUBLIC）」の“スージング&モイスチャーアロエゲル”、「ピーチ・ジョン（PEACH JOHN）」の“ボムバストクリームリッチ”、「オルビス（ORBIS）」“クリアボディ スムースローション”の5製品が同率となった。
新製品の首位は「ダイアン ビートゥルー（DIANE BE TRUE）」“ボディミルク リッチモイスチャー”。「90%以上の成分が天然由来で作られており、敏感肌の愛用者も多い」とバイヤーはコメント。2位は、総合3位の「カウブランド」の“赤箱ビューティクリーム)”、「ハウス オブ ローゼ」“ボディ スムーザー GA (青りんごの香り）”、「ミノン（MINON）」の“全身保湿ミルク”の3製品が同率。「カウブランド」は赤箱の香りボディークリーム。人気が不動のものや、高い知名度を誇るブランドのランクインはバラエティー・ドラッグストア・ECでも顕著だった。（価格は全て税込）
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1位
“ミス ディオール ハンド ジェル”
「ディオール」
手指のケアに注目が集まる昨今、“ミス ディオール ハンド ジェル”が数量限定で発売。さらりと軽い付け心地のジェルタイプのローションがすっと手肌になじみながら瞬く間に手もとを清潔にする。ニューノーマルと言われる時代の日常を豊かなものにする、フレッシュな香りを与えるローズを採用。優しく甘美に芳香する。センティフォリアローズウオーターを配合し、手肌を清潔に保ちながらしなやかで美しい指先に仕上げる。数量限定品。（100mL、3960円）
2位
“ボディスクラブ”
「サボン」
1999年にイスラエルで誕生して以来、フェイスケアやヘアケアなど数多あるアイテムを発表。その中でも、日本をはじめ世界中で愛され続けるヒット作。小（S）も備えるサイズ展開に豊かにそろえる香りは、ライフスタイルや好み、気分に合わせて選べる。豊かなミネラルを含んだ死界の塩に、ボタニカルオイルなどの優れた美容効果をプラスしたナチュラル成分を柱にし、古い角質などの不要物をすっきりと落としながら美しい肌に導く。（全10種、各320g、各3740円／各600g、5390円）
3位
“ラ クレーム マン”
「シャネル」
1927年にマドモアゼル・シャネルが作ったハンドクリームにインスピレーションを得て誕生。ベルベットのような柔らかさと輝きを手指に付与する。手になじむようにフィットするパッケージは愛らしく、オブジェのような美しさも高い人気を支える。ベタつきのない使い心地の良さと保湿に配慮した処方は、収穫したローズを蒸留するときに得られる貴重なワックス、グリセリン、ヒアルロン酸、シアバターなどで構成。広い層から支持を得ている手もとから軽やかに広がるフレッシュフローラルの香りも好評。上半期に続いて今期もランクインした。（50mL、6380円）
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1位
“ミス ディオール ハンド ジェル”
「ディオール」
手指のケアに注目が集まる昨今、“ミス ディオール ハンド ジェル”が数量限定で発売。さらりと軽い付け心地のジェルタイプのローションがすっと手肌になじみながら瞬く間に手もとを清潔にする。ニューノーマルと言われる時代の日常を豊かなものにする、フレッシュな香りを与えるローズを採用。優しく甘美に芳香する。センティフォリアローズウオーターを配合し、手肌を清潔に保ちながらしなやかで美しい指先に仕上げる。数量限定品。（100mL、3960円）
2位
“オスマンサス ハンドクリーム”
「ロクシタン」
金木犀と黄色い果実がフルーティに芳香する、新フレグランス“オスマンサス”シリーズ。ハンドクリームのほかにオードトワレ、ロールタッチ、シャワージェル、ボディミルクの5品をラインアップする。甘やかに広がる金木犀のアロマに、アプリコットやラ・フランスなどジューシーでフレッシュな黄色い果実をブレンド。金木犀の魅力を詰め込んだシリーズの発売を祝して生まれた、ホテル椿山荘東京と期間限定コラボレーションも注目を集めた。（30mL、1540円）
3位
“ジェルネトワイアンプールレマン”
「クレ・ド・ポー ボーテ」
指や爪など細部まで行き渡らせることで、さまざまな細菌やウイルスからパワフルにガードする手指消毒用アルコールジェル。エタノール76.9～81.4vol％。と高い数値を持たせた処方で、グリチルレチン酸（基剤）やヒアルロン酸Na（保湿）を配合。厳選のランや天然ローズなどをミックスした香りは心地よく広がりながら、みずみずしいジェルが手に馴染みながら手肌をやさしくケア。すっと肌を包み込む。【指定医薬部外品】（50mL、1650円／300mL、3300円）
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１位
“薬用ボディクレンズ”
「デオコ」
2019年にSNSで人気に火が付いた、女性の臭い対策ボディーソープ。年齢を重ねるごとに減少するラクトンに着目。さらに臭いを落とし切ることにも注力した設計は、加齢臭などの水で落としにくい成分も落とすことのできる独自の洗浄技術を採用。気になる加齢臭や汗臭、体臭などあらゆる悩みから解放する。「幅広く愛され、リピートも多い」というヒット作は詰め替え用も好評だ。（350mL、1100円（編集部調べ）／250mL（詰め替え用）、715円、編集部調べ）
2位
“ボディ スムーザーN”
「ハウス オブ ローゼ」
1988年の初代の発売より長年にわたって多くの人に愛される、ボディー用マッサージペースト。体温37℃でやわらかくなるペーストには、大きさの違う粒をバランスよく配合し、さらにアルカリ単純温泉水（角質柔軟成分）やシルクパウダー（保湿成分）もプラス。使い方はシンプル且つ簡単で、体をぬらした後、適量を手にとり、水かぬるま湯を含ませてやわらかくなるまで練る。それをザラつきが気になるひじ、ひざ、かかとなどを中心に全身にのばしてやさしくマッサージ。洗い流した後のつるすべ感に、リピーターが多い。期間限定で発表される香りも人気だ。（570g、2200円）
3位
“赤箱ビューティクリーム”
「カウブランド」
「よりしっかりと保湿したい」「赤箱の香りを長く楽しみたい」という声から生まれた全身スキンケアクリーム。ミルクバターやスクワランを配合したクリームは、全身をしっとりと、乾かない肌へと導く。持ち運びに優れた手のひらサイズも好評。近年、若い女性の間で牛乳石鹸の赤箱を洗顔に使う“赤箱女子”が増加。より多くの人に新しい一面を伝えたいという思いから2018年より美容イベントも開催している。（80g、770円）
3位
“ローション”
「キュレル」
赤ちゃんも大人も、たくさんの人に愛され続ける全身用乳液。セラミド機能成分やユーカリエキスなどの保湿成分を豊かに配合。外的ストレスや刺激から肌を守る。伸びが良くベタつかない処方は、出かける前の朝のケアにも重宝だ。無香料、無着色、アルコールフリーの設計にパワフルな機能を付したヒット作で、ポンプタイプは上半期も3位をマークした。【医薬部外品】（220mL（ボトル）、1430円／410mL（ポンプ）、2530円、編集部調べ）
3位
“プレミアムボディミルクホワイトニング”
「ニベア」
メラニンの生成を抑えながら、シミやソバカスを防御する高保湿ボディーミルク。9月にデザインを改良して発売した。有効成分である安定型ビタミンCに加え、グリセリンやグリコーゲンなどの保湿成分を配合。さらに、植物由来の保湿成分もプラス。シトラス＆ローズが心地よく香るケアタイムが心身を潤わせる。【医薬部外品】（190g、968円、編集部調べ））
3位
“スージング&モイスチャーアロエゲル”
「ネイチャーリパブリック」
フェイスにボディーにヘアケア、そしてベースメイクに。あらゆるシーンで用いることのできるマルチパーパスのモイスチャージェル。カルフォルニア産アロエベラをキーとした処方でほてった肌をしなやかに整え、唇や目もとのデリケートなパーツの潤い補給に活躍。また、シェービング後や紫外線などの外的刺激を受けた肌の鎮静にも一役。（300mL、968円、編集部調べ
3位
“ボムバストクリーム リッチ”
「ピーチジョン」
透明感やエイジングケアと保湿成分に、バストケアに働くボルフィリン（ハナスゲ根エキス＝肌のハリや弾力に作用する成分）を配合。マッサージすることで、うるおい感を与えるバストケアクリーム。マシュマロのようなバストへとアプローチする。「ランジェリーに似合うハダカ」というユニークなコンセプトで開発したヒット作は、2009年11月～2019年8月の10年間で累計33万本を売り上げた。（150g、3278円）
3位
“クリアボディ スムースローション”
「オルビス」
ボディーのニキビを発生させる要因と考える過剰な皮脂、毛穴のつまり、乾燥をはじめとする外的刺激などの悩みを解消。有効成分グリチルリチン酸ジカリウムや保湿成分をしっかりと速やかに届けるスムースデリバリー処方を採用。外的刺激に抗いながらバリア機能を整える、バリアシールド成分を配合した。逆さにも使えるスプレーを搭載し、手の届きにくい背中のケアも簡単だ。【医薬部外品】（215mL、1430円）
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1位
“ボディミルク リッチモイスチャー”
「ダイアン ビートゥルー」
米やパイナップルの植物から抽出したボタニカルセラミドが水分保持に作用。また、パイナップルセラミドはアップサイクル原料を用いるなど環境にやさしい製品作りを探究する。さらに、高保湿成分のテンやシアバターなどのオーガニックオイルをブレンド。90%以上の天然由来成分を採用や、敏感肌でもケアできるように考えた処方がヒットを支える。（400mL、990円）
2位
“赤箱ビューティクリーム”
「カウブランド」
「よりしっかりと保湿したい」「赤箱の香りを長く楽しみたい」という声から生まれた全身スキンケアクリーム。ミルクバターやスクワランを配合したクリームは、全身をしっとりと、乾かない肌へと導く。持ち運びに優れた手のひらサイズも好評。近年、若い女性の間で牛乳石鹸の赤箱を洗顔に使う“赤箱女子”が増加。より多くの人に新しい一面を伝えたいという思いから2018年より美容イベントも開催している。（80g、770円）
2位
“ボディ スムーザー GA （青りんごの香り）”
「ハウス オブ ローゼ」
青りんごの代表格「王林」に含まれる保湿成分を豊かに配合した限定版が登場。温泉成分に含有される成分でできた3種のスクラブをバランスよくブレンドし、独自技術でペースト状にするのは人気のレギュラー製品と同様のレシピだ。体温37°Cでやわらかくなる処方で肌に心地よく、簡単に古い角質を取り除去する。フレッシュさを広げる、青りんごの香りはもぎたての果実のように清爽。2021年9月4日〜11月30日の期間・数量限定品のため販売終了。（300g、1650円）
2位
“全身保湿ミルク”
「ミノン」
「ぬるミノン」の別称を持つヒット製品に、新たに大容量のポンプタイプが登場した。コレステロール（保湿）、アミノ酸系セラミド類似成分などが働くことで肌のバリア機能を守る。悩ましい肌荒れを解消する独自処方を採用し、肌へのやさしさを探究。ベビーから使用することが可能で、幅広い層で愛用される保湿剤は敏感肌のスキンケアを快適にする。低刺激、弱酸性、無香料、無着色。【医薬部外品】（400mL、2530円）
忖度なしで売れた製品を称えましょう！
