「WWDJAPAN 2021下半期ベストコスメ」を発表!「WWDJAPAN」は、百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストア・ECで2021年下半期(5~10月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。
百貨店・セミセルフショップ総合1位は、「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」の“イングリッシュ ペアー & フリージア コロン”が上半期に続いて首位を防衛。不動の人気を誇る香りにバイヤーは「ブランドの人気No.1で定番の香り」とコメント。新製品の1位は「ディオール(DIOR)」の“ミス ディオール オードゥ パルファム”が輝いた。「リニューアル発売した人気のシリーズの新作で好評」「フレグランスへの関心の高まりを感じる。ギフト需要もある」との声も。
バラエティー・ドラッグストア・EC総合1位は、「フィアンセ(FIANCEE)」の“ボディミスト ピュアシャンプーの香り”に決定。バイヤーは「シャンプーの香りは定番中の定番で、甘く優しい香りはずっと愛され続けている」と話す。2位も「フィアンセ(FIANCEE)」で“パルファン ド トワレ ピュアシャンプー”がランクイン。新製品1位は、総合3位の「ベキュア ハニー(VECUA HONEY)」“ワンダーハニー ファンファントワレ ピュアキンモクセイ”が制した。「昨年から注目を集めている金木犀の香りの人気に火がついた。誰もが想像しやすく、季節を香りで楽しめてテスターがなくとも手に取りやすいため購入につながった」と述べた。(価格は全て税込)
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1位
“イングリッシュ ペアー & フリージア コロン”
「ジョー マローン ロンドン」
圧倒的な人気の“イングリッシュ ぺアー & フリージア コロン”が上半期に続いて今期も首位を獲得。英国の果樹園で収穫したばかりの熟れた洋梨の、官能的なまでにみずみずしい香り立ちと、白いフリージアのブーケの香りが優しく包みこむ。アンバーとパチョリの芳しくもパワーに満ちた香りに、エッジの効いたウッドが温かさを付した。その独創的でエレガントな香りがブランドフィロソフィーを具現化する。(30mL、8800円 50mL、1万2320円 100mL、1万7600円)
2位
“ミスディオール ブルーミング ブーケ”
「ディオール」
幸せの象徴であるピオニーとエレガントなローズ ノートが混ざり合う。カラブリアン ベルガモットのみずみずしさに、繊細で大胆に香るホワイトムスクが覆うテンダー フローラル。その可憐なフローラル ブーケに「ディオール」の専属パフューマー クリエイター、フランソワ・ドゥマシーは「非常に優雅なやわらかさを持つフレグランス。直接的ではなく、ふんわりと光が広がる、オーラを纏うような香り」とコメント。(30mL、7700円/50mL、1万1220円/100mL、1万6720円)
3位
“サボン オードパルファン”
「シロ」
ミストタイプのフレグランス。“サボン”はライチやプラムなどのフルーツに、シトラスの弾けるような爽快感とみずみずしさを感じさせる、透明感のある石けんの香り。“サボン”の他に“ホワイトリリー”と“ホワイトティー”の3種をラインナップする、清冽な水のようなピュアさにムスクやアンバーが溶け出し、重厚で印象的に香り立つ。(40mL、4180円)
![](https://media.wwdjapan.com/wp-content/uploads/2021/12/08094933/Artboard-Copy-2-1.png)
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1位
“ミス ディオール オードゥ パルファム”
「ディオール」
ブランドを象徴する名香がリニューアル。豊かに香るミレフィオリ(幾千もの花々)が光り輝くセンシュアルなアコードは、センティフォリア ローズにグランディフロラム ジャスミンをプラス。その艶やかさに、愛や幸福を享受するスズランが繊細に重なる。まるでベルベットのような美しさと湧き上がるような鮮やかさで官能的に奏でるディオールのエレガンス。(30mL、8800円/50mL、1万3200円/100mL、2万350円)
2位
“シルバー バーチ&ラベンダー コロン”
「ジョー マローン ロンドン」
英国をテーマにした限定のブリットコレクションより、2019年に登場した“シルバー バーチ&ラベンダー”が定番品で復活。柔らかい印象を持たせるラベンダーに意外性を与えた香りに、シルバーバーチの木々に光が降り注ぐかのような明るい印象を付した。凛とした冷たく新鮮な空気に感じさせる爽やかさはまるで絞ったばかりのグレープフルーツのようにフレッシュでジューシー。シルバーバーチのウッディなベースとローステッドオークが溶け出す洗練のハーモニー。(30mL、8800円/100mL、1万8150円)
3位
“リブレ オーデトワレ”
「イヴ・サンローラン」
マスキュリンなラベンダーとフェミニンなオレンジブロッサムが背反する要素を組み合わせ、美しいコントラストを描くアイコニックな香り“リブレ”の新作。自由を享受する香りのベースはフゼア ノートをセンシュアルで大胆なヌードカラーのパッケージで包んだ。新たに加えたホワイトティーアコードが輝きとフレッシュさを際立たせ、繊細なスズランと響き合いながら、透明感とみずみずしさを与える。(30mL、9350円/50mL、1万3750円)
3位
“オスマンサス オードトワレ”
「ロクシタン」
昨今、注目の金木犀の香りを2人の調香師、ジュリアン・メリーピエールとミシェル・ジラールがクリエイト。フルーツのような甘さを持つ金木犀に、フレッシュなアプリコットと果汁たっぷりのラ・フランスなどが溶け出す香りはロマンティック。ハートノートで広がる金木犀は約3ヶ月の熟成期間に凝縮させ、華やかで甘美な香りに仕上げた。シダーウッドとサンダーウッドに黄金の季節の終わりを告げる枝を想起する。(75mL、6820円)
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1位
“ボディミスト ピュアシャンプーの香り”
「フィアンセ」
定番のシャンプーの香りは、2011年の発売以来、累計出荷数400万本を突破するヒット作。「WWDビューティ ベストコスメ2020」から続く、同部門の首位を守った。グリーンアップルとレモンの爽やかさが包み込む、甘やかな香り。ジャスミンやミュゲ(スズラン)の、白い花々の持つ可憐さをミドルノートに持たせ、どんなシーンにも好相性のボディーミストに仕上がった。(50mL、1320円)
2位
“パルファンドトワレ ピュアシャンプー”
「フィアンセ」
総合2位も上半期ベストコスメと同様の結果に。香りは1位の“ボディミスト ピュアシャンプーの香り”と同じ構成で、グリーンアップル、レモンがフレッシュさを漂わせながらジャスミンなどの甘美さをプラス。温かさとジューシーなフルーツが奏でる涼やかなハーモニーと、ムスクやウッディーが香るラストが清潔感を与えつつも印象的な表情を持たせる。(50mL、1980円)
3位
“キンモクセイ ロールオンパルファン”
「アンドエクラ」
「年齢にとらわれない価値観が普遍の時代」と考えるブランドの新作フレグランス。さまざまなブランドでも採用され、その人気を見る金木犀を甘くもしなやかに、ナチュラルに表現した。小さな橙色が可憐に咲く花は温もりをも感じさせ、その魅力を余す所なく表現しながら柔らかに香る。(15mL、1430円)
3位
“レプリカ オードトワレ レイジー サンデー モーニング”
「メゾン マルジェラ」
12年のデビューからファッショニスタを中心に高い人気を集める。「メゾン マルジェラ」を代表するラインの一つ“レプリカ”から着想を得て生まれたフレグランスは、香りの記憶がコンセプト。シンプルでクールなボトルも好評だ。不動の人気は、緩やかに流れる日曜の朝の時間を描き出した香りでスズランやアイリスなどの花が想像させる澄み渡った時空にわずかな甘さであたたかみを加える。(10mL、3850円/100nL、1万5950円)
3位
“ワンダーハニー ファンファントワレピュアキンモクセイ<オードトワレ>”
「ベキュア ハニー」
携帯性に優れたミニサイズのオードトワレ。金木犀をキーに色彩豊かな表情を持たせる。ベルガモットやムスクがほのかな甘さに爽やかさを内包する香りは、切ないほどに甘く温かな。そのハーモニーが心の奥底に眠る初恋の記憶を揺さぶる。同シリーズには他にハンドクリーム、美容液・ジェルクリーム、入浴剤(浴用化粧料)をラインアップする。(13mL、1540円)
3位
“シトラス オードトワレ”
「サムライ」
イタリアンレモンやブラジリアンオレンジ、グレープフルーツがフレッシュで清々しい印象を引き出すトップノート、ゼラニウムやピーチがほのかに甘いまろやかさを表現する。ビターオレンジやバーベナなどが混ざり合い、軽やかさの中にも個性を光らせながら主張する。優しさを感じさせる気品漂う青いフロストガラスのボトルに封じ込めたフレッシュ シトラス ノートは一点の曇りもない爽快さを軽やかに印象づける。(50mL、8250円)
![](https://media.wwdjapan.com/wp-content/uploads/2021/12/08094933/Artboard-Copy-2-1.png)
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1位
“ワンダーハニー ファンファントワレ ピュアキンモクセイ”
「ベキュア ハニー」
携帯性に優れたミニサイズのオードトワレ。キンモクセイをキーに色彩豊かな表情を持たせる。ベルガモットやムスクがほのかな甘さに爽やかさを内包する香りは、切ないほどに甘く温かな。そのハーモニーが心の奥底に眠る初恋の記憶を揺さぶる。同シリーズには他にハンドクリーム、美容液・ジェルクリーム、入浴剤(浴用化粧料)をラインナップする。(13mL、1540円)
2位
“オード トワレ トープ”
「メイクミーハッピー」
「メイクを変えるように、香りを楽しんでほしい」をコンセプトとするフレグランスブランド「メイクミーハッピー」の新作。金木犀を主題に、甘さと透明感のある香りに仕上げたロールオンタイプ。ネロリやベルガモット、ムスク、アンバーが華やかで温かな色で包み込む。場所を選ぶことなく、使用量も調整しやすいよう配慮した設計。(770円)
3位
“ボディミスト HANABI”
「フィアンセ」
ペアーやラズベリーのみずみずしいフルーツに、フレッシュサイダーを加えたユニークな構成。ローズやジャスミン、ラストはアンバーがやさしく香る。ボディーに一拭きするたび、まるで花火のようにはじけるカラフルでフレッシュな香りが広がる。数量限定品。(50mL、1320円)
忖度なしで売れた製品を称えましょう!
「WWDJAPAN 2021下半期ベストコスメ」 フェムテック部門1位は「アルジタル」や「サマーズイブ」
「WWDJAPAN 2021下半期ベストコスメ」 シャンプー・コンディショナー部門1位は「ロクシタン」や「ハル」
「WWDJAPAN 2021下半期ベストコスメ」 スタイリング剤部門1位は「ジョンマスターオーガニック」や「ザ・プロダクト」
「WWDJAPAN 2021下半期ベストコスメ」 美顔機器&ツール部門1位は「リファ」や「サロニア」
「WWDJAPAN 2021下半期ベストコスメ」 メンズコスメ部門1位は「シセイドウ メン」や「バルクオム」
「WWDJAPAN 2021下半期ベストコスメ」 ボディーケア部門1位は「ディオール」や「デオコ」
「WWDJAPAN 2021下半期ベストコスメ」 リップ部門1位は「ディオール」や「ケイト」
「WWDJAPAN 2021下半期ベストコスメ」 アイメイク部門1位は「アディクション」や「キャンメイク」
「WWDJAPAN 2021下半期ベストコスメ」 ベースメイク部門1位は「エレガンス」や「ラ ロッシュ ポゼ」
「WWDJAPAN 2021下半期ベストコスメ」 乳液・クリーム部門1位は「クレ・ド・ポー ボーテ」や「VT コスメティックス」
「WWDJAPAN 2021下半期ベストコスメ」 美容液部門1位は「ポーラ」や「オバジ」
「WWDJAPAN 2021下半期ベストコスメ」 化粧水部門1位は「イプサ」や「メラノCC」
「WWDJAPAN 2021下半期ベストコスメ」 クレンジング・洗顔部門1位は「シュウ ウエムラ」や「デュオ」