ファッション

悪天候とコロナのダブルパンチ 専門店8月度、ユニクロは39%減

 専門店チェーン、セレクトショップの2021年8月度(既存店ベース)は、悪天候とコロナ拡大のダブルパンチで、前年実績を割り込んだという声が中心だった。前年から1割前後落ち込んだという店が多い。前年8月が絶好調だったユニクロは38.9%減という落ち込みだった。

 ユニクロの前年8月は、一昨年同月に対し29.8%増という大幅な伸びだった。「昨年は猛暑だったことにも助けられたが、大雨、五輪による外出減、緊急事態宣言で、今年は客数が前年同月比35.2%減となった。月全体を通し、思った以上に厳しかった」と広報担当者。

 しまむらの「ファッションセンターしまむら」(7月21日〜8月20日)は同5.7%減。他社に比べると数字はよいものの、「夏物の売れ行きが不調だった」(発表資料より)。ただし、「強化しているサプライヤーとの共同開発ブランドや、インフルエンサーの企画商品の秋物立ち上がりは好調」だったという。

 良品計画の「無印良品」は同9.9%減。レトルトカレーを中心に、食品は引き続き同16.6%増と好調なものの、悪天候とコロナ禍で衣服・雑貨が同23.1%減と苦戦。7月末から順次実施している価格改定により値下げした「体にフィットするソファ」や「羽根まくら」などは「好調に推移した」(発表資料より)という。

 アダストリアは同11.5%減だった。「天候不順、コロナ拡大による客数減で、月の半ば、下旬にかけてより厳しい状況となった」と広報担当者。実店舗の客数が減ったことで、もともとEC売上比率の高い「ハレ(HARE)」「レピピアルマリオ(REPIPI ARMARIO)」「エルーラ(ELURA)」などが比較的堅調だったという。

 ユナイテッドアローズは、同12.8%減。悪天候とコロナにより「実店舗売り上げは厳しく、ECも前年のセール施策の反動で同9.6%減と前年を割り込んだ」(発表資料より)。

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