ファッション

うめだ阪急の時計ばかりがなぜ売れる?

有料会員限定記事

 「WWDジャパン」は半期に一度、全国の百貨店に売れ筋に関するアンケート調査を実施して別冊「ビジネスリポート」にまとめて定期購読者向けの特典としたり、単品販売を行ったりしている。2020年8~12月期の時計カテゴリーにおいて他の百貨店では2ケタ減もある中、阪急うめだ本店の伸長率は突出していた。西田健太マーチャンダイザーに話を聞いた。(この記事はWWDジャパン2021年3月8日号からの抜粋です)

WWD:阪急うめだ本店は2020年8~12月期において特選が前年同期比4%減、ジュエリーが同10%減と数字を落とす中、時計は同40%増だった。勝因は?

西田健太 阪急阪神百貨店 第1店舗グループ ラグジュアリー商品統括部 ジュエリー&ウオッチ商品部マーチャンダイザー(以下、西田):なんといっても20年春の改装が大きい。7階にあった時計売り場を6階に移設し、売り場面積を約2.5倍の700㎡に拡大した。「オメガ」「ブレゲ」「ブランパン」「タグ・ホイヤー」「オフィチーネ パネライ」「IWC シャフハウゼン」をブランドによる直営店とし、「ロレックス」と兄弟ブランドである「チューダー」もリニューアルした。

WWD:直営店化のメリットは?

西田:ラインアップが増え、直営店限定モデルも販売できる点だ。時計において、限定モデルの確保は売り上げに直結する。

WWD:実際、直営店化によって数字も上昇した?

西田:想定を上回る伸長率で、売り上げが2~4倍になったブランドも多い。一方で、コロナショックを受けて半減してしまったブランドもある。二極化が進んでいる。

この続きを読むには…
残り2040⽂字, 画像6枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

辻愛沙子と語り合う業界に必要な新しい教養 見た目に伴う先入観や偏見を考えよう

6月14日号の「WWDJAPAN」は、社会派クリエイティブを追求する辻愛沙子アルカ最高経営責任者(CEO)監修のもと、社会課題にまつわる“新しい教養”を対話しながら学びます。コーヒーを片手に社会問題を語り合う、大人に向けた新しい教育の場「ソーシャルコーヒーハウス」を立ち上げた彼女と、ファッション&ビューティ業界だからこそ大切に考えたい、見た目や容姿にまつわる偏見や先入観について対話します。一般的に…

詳細/購入はこちら