ファッション

「ナイキ」“怪我ゼロ”目指す新ランシューズ 厚底の機能を安全性に応用

 「ナイキ(NIKE)」は、“怪我ゼロ”をコンセプトにした新作ランニングシューズ“リアクト インフィニティ ラン 2(REACT INFINITY RUN 2)”(1万7500円)と“ズームX インヴィンシブル ラン(ZOOMX INVINCIBLE RUN)”(2万円)を発売する。いずれも高いクッション性と安定性を備え、ランナーの故障防止に特化した機能を有する。“リアクト インフィニティ ラン 2”は1月14日から、“ズームX インヴィンシブル ラン”は2月18日から、ナイキアプリや公式オンラインストア、一部の直営店舗で販売する。

 “リアクト インフィニティ ラン 2”は、昨年発売した“リアクト インフィニティ ラン”をアップデートしたモデル。前作同様にフライニットのアッパーを使い、つま先やフォクシング(アッパーとソールをつなく部分)など耐久性が求められる箇所の強度を高め、足の甲や中足部のムレやすい箇所は通気性を向上させた。はき口は、シュータンが一体化したブーティタイプからシュータン独立型に変更。厚みのあるシュータンを用いて、シューレースの圧迫感を軽減させた。ミッドソールには最速の厚底ランシューズにも採用されている高反発フォーム“ズームX”を採用し、ゆりかご型のアウトソールがスムーズな重心移動をサポートする。

 “ズームX インヴィンシブル ラン”は、“リアクト インフィニティ ラン 2”よりも“ズーム X”を多く使用し、前足の底幅を広く設計して安定した走りを支える。アウトソールには全面ラバーを敷いて、耐久性も高めている。

 発売に先駆けて行われたプレス説明会では、本国の開発担当者が両モデルのコンセプトや開発の経緯を語った。「怪我をしないことは、速く走ることと同じくらい重要なミッション。化学的な根拠だけでなく、『もっとクッション性が欲しい』というランナーの直感的な声も参考にして商品開発を進めた。エリートランナーからファンランナーまで、幅広い人の足元をサポートするしたい」と話した。

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