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ナイキ渾身の厚底ランシュー“アルファフライ ネクスト%” トップランナーに先行販売

【追記 5月26日】ナイキは6月2日に、3月にトップランナーに向けて先行販売された“エア ズーム アルファフライ ネクスト%”を公式サイトと公式アプリで一般ランナー向けに再販することを発表した。

 ナイキ(NIKE)は3月1日、ランニングシューズ市場で話題の厚底シリーズの最新作“エア ズーム アルファフライ ネクスト%(AIR ZOOM ALPHAFLY NEXT%)”を先行販売する。価格は3万円で、2月27日12時までに同社のランニングアプリ「ナイキ ランニング クラブ(NIKE RUNNING CLUB)」からエントリーし、同アプリおよび提携アプリで2018年2月27日12時から2020年2月27日12時までの間にフルマラソンで男性は2時間50分切り、女性は3時間40分切りのタイムを達成したランナーのみが購入権を得ることができる。なお購入は先着順で、条件達成者全員が購入することができるわけではない。

 “エア ズーム アルファフライ ネクスト%”は、従来モデルと比較しクッション性や反発力が大きく向上している。その要因が、前足部の2つの「ズーム エア ポッド」とミッドソールに用いたフォーム「ズーム X」だ。「ズーム エア ポッド」はその名の通り、ナイキの代名詞ともいえる「エア」に着想した新技術で、足を保護しながら蹴り出した際の反発から大きな推進力を生み出す。「ズーム X」はナイキ史上最も軽いフォームで、従来モデルよりも増量することでクッション性を高め、内部にはカーボンファイバープレートを1枚搭載することで反発力も向上した。アッパーには通気性の高い「アトムニット」を採用し、シューレースは締め付けによる血管の圧迫を避けるために、中央からやや外側にずれた位置に配されている。

 同シューズの発売日は、東京2020オリンピック・パラリンピックの男子・女子フルマラソンの日本代表選考会を兼ねた「東京マラソン2020」の開催日で、ナイキと契約する大迫傑選手をはじめ、元男子フルマラソン日本記録保持者の設楽悠太選手らが着用して出場することが予想される。なお、ワールドアスレチックス(世界陸連)が東京オリパラに合わせて先日発表した「反発性の高い内蔵プレートは1枚まで」「靴底の厚さは40mm以下」「4月30日以降、競技会で履くには4カ月以上の市販期間が必要」「全選手が入手可能」などの公式レース下におけるシューズ規定は全てクリアしており、東京オリパラ本番でも着用は可能となる。

 ナイキは、フルマラソンの“2時間切り”のために2013年から厚底シューズの開発に着手。初代モデル“ズーム ヴェイパーフライ エリート(ZOOM VAPORFLY ELITE)”(2017年)をはじめ、これまでに“ズーム ヴェイパーフライ 4%(ZOOM VAPORFLY 4%)”(2017年)、“ズームX ヴェイパーフライ NEXT%(ZOOMX VAPORFLY NEXT%)”(2019年)を発表し、今回の“エア ズーム アルファフライ ネクスト%”は厚底シリーズとしては4代目にあたる。同シューズは、昨年10月に行われた非公式レースで、ケニアの男子フルマラソン選手エリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge)が試作品を履いて人類初の“2時間切り”となる1時間59分40秒を達成したことで話題となった。

エリウド・キプチョゲ選手は昨年10月、非公式ながら人類初のフルマラソン“2時間切り”を達成。この時履いていたのが“エア ズーム アルファフライ ネクスト%”の試作品で、カーボンファイバープレートを3枚搭載するなどの違いがあった

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