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パリの国際眼鏡展「シルモ」が開催形式をキャラバン型に変更 日本企業は海外営業に苦慮

 フランス・パリで10月2日から5日の4日間、パリ・ノール見本市会場で開かれる予定だった国際眼鏡展「シルモ(SILMO)」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催形式を変更し、フランス国内と近隣諸国の都市を回る小規模のキャラバン型にすると発表した。688社が出展を登録していたが、従来通りの開催を断念した。

 スケジュールは、フランス国内のパリで10月3・4日、ボルドーで同12日、レンヌで同19日、リヨンで同26日に開催されるほか、デンマーク・コペンハーゲンで同4日、ベルギー・ブリュッセルでも予定されている。実施概要や参加方法など詳細については、今後発表される予定だ。

 これに対し、「シルモ」に毎年出展している増永眼鏡は「参加するかどうかは未定だが、参加する場合はヨーロッパ市場全域を統括している現地の代理店が対応すると思う。従来のように、日本サイドがハンドリングすることはない」と話した。また、アイヴァンは「(情報が不十分なため参加は)現段階では未定」としている。売り上げ全体に占める海外の割合が約70%を占める増永眼鏡をはじめ、海外の売上比率が高い日本企業は多く、今年はミラノの「ミド(MIDO)」やニューヨークの「ビジョンエキスポ(VISION EXPO)」など主要な国際眼鏡展が中止や延期となる中、各社とも海外営業の対応に苦慮している。海外の売り上げが全体の70%を占めるシャルマンの本庄正享・社長は欧米のビジネスの動向について「4月は各国のロックダウンなどで売り上げはゼロに近かったが、5月から上向きはじめ、6、7月は前年同期と比較して20~30%減まで回復した。予想より早い回復だったが、今後は予断を許さない」と話した。

 なお、日本最大級の国際眼鏡展「IOFT」は10月27日から3日間、東京ビッグサイトで開催される予定だ。

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