ファッション

ギャルが消え、SPA化の波にも取り残され 「セシルマクビー」が幕引きを決めたわけ

有料会員限定記事

 ジャパンイマジネーションは7月20日、基幹ブランド「セシルマクビー(CECIL MCBEE以下、セシル)」の全43店を含む92店を年内に閉店し、今後の事業を「アンクルージュ(ANK ROUGE)」「ジェイミーエーエヌケー(JAMIEエーエヌケー)」「スタニングルアー(STUNNING LURE)」「デイシー(DEICY)」の4ブランドに絞るというグループ事業再構築策を公表した。4~5月頃から業界内ではさまざまなうわさが出ていたが、公表を受けて一般紙や情報番組も一斉に報道。1990年代~2000年代に大ヒットした、“セクシーカジュアル”“ギャルファッション”ブームを象徴するブランドに幕が下りることを惜しむ声がSNS上には溢れている。ブームに火が付いてから四半世紀。近年は苦戦が続き、シーズン毎に模索を重ねていた。「セシル」の課題は何だったのかを、96年1月期以降の業績や店舗数の推移のグラフと共に振り返る。(この記事はWWDジャパン2020年7月27日号からの抜粋に加筆しています)

この続きを読むには…
残り2594⽂字, 画像1枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。
最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2024-25年秋冬のトレンド総まとめ 鍵は「退屈じゃない日常着」

4月15日発売の「WWDJAPAN」は、毎シーズン恒例のトレンドブックです。パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の5都市で発表された100以上のブランドから、アイテムや素材、色、パターン、ディテール、バッグ&シューズのトレンドを分析しました。豊富なルック写真と共にお届けします。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。