ファッション

連載「今、デザイナーができること」Vol.21 田中文江「誰かの幸せを想像してモノ作りを続けていく」

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、世界中で不透明な状況が続いている。そんなときに、ファッションは何ができるのか。生産者から販売員まで業界全体が不安を抱えている状況に、ファッションデザイナーたちは何を思うのか。日々変化する状況に対応しながら、それでもファッションの力を信じ続けるデザイナーたちの声を連載で紹介する。今回は、2020年春夏に自身のブランド「ザ・ダラス(THE DALLAS)」を「フミエ タナカ(FUMIE TANAKA)」として再スタートさせた田中文江デザイナーが、今後のブランドのあり方を展望する。

FUMIE TANAKA
田中文江

Q.今、デザイナーができることは?

A.デザイナーの仕事に就いて25年。たくさんの人に出会い、いろんな時代を見てきた。今できることは、誰かの幸せを想像してモノ作りを続けていくこと。2020年春夏にブランド名を自分の名前に変えてからは、私自身が着たい服をデザインベースにしている。お客さまは、急速な変化を望んでいない。苦しい時期も来るかもしれないが、今まで通りのリズムで前に進んでいく。

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