「ヘア」「ファッション」「ネイル」の3業態　究極の”トータルコーデ”はここにあり【愛知・ユルク】

名古屋を南北に貫く久屋大通公園は2020年に公園と商業施設が一体化した「レイヤード ヒサヤオオドオリパーク（RAYARD Hisaya-odori Park）」に生まれ変わり、地元客だけでなく観光客も訪れている。にぎわう一帯からほど近い場所に「ユルク（JURK）」はある。「ヴィヴィアーノ（VIVIANO）」や「ドリーム シスター ジェーン（DREAM SISTER JANE）」「フミエタナカ（FUMIE TANAKA）」などを売れ筋に挙げる同店は、なんとヘアサロンから始まったセレクトショップだった。（この記事は「WWDJAPAN」2025年2月17日号からの抜粋です）

愛知

PROFILE: 新美歩／プレス兼ジェネラルマネージャー

PROFILE: （にいみ・あゆみ）1993年生まれ、愛知県出身。高校卒業後、アパレル販売員としてキャリアをスタート。モデル、ヘアサロンのレセプションを経て、2019年にヘアサロン「ユルク」にオープニングメンバーとして入社。20年にアパレル部門を立ち上げ、21年には東京に「ユルク トーキョー（JURK TOKYO）」をオープンした。現在は名古屋と東京を行き来し、2店舗を統括するマネージャーとして活躍する。インスタグラムのフォロワーは8万人を超える

「ヘア」「ファッション」「ネイル」
究極の“トータルコーデ”はここにあり

「ユルク」は19年、名古屋・池下にオープンした。当初の業態はヘアサロンのみだったものの、「いずれは服も取り扱いたいと考えており、ショップを“ユルク”（オランダ語で“ドレス”の意味）と名付け、ファッションから逃げられないようにした」（新美歩マネージャー）という。このヘアとファッションを融合したショップの構想を、翌年すぐに実現させた。「レイヤード ヒサヤオオドオリパーク」のオープンに合わせ、久屋大通に移転・拡張し、1階にヘアサロン、3階にセレクトショップを構え「ユルク」の根幹となる2業態体制に。その後も、21年にネイルサロンを併設、22年に東京に出店するなど、積極的に事業を拡大している。