ファッション
特集 全国各地のセレクトショップ 2025 第9回 / 全13回

松山の老舗のオーナーは「ファッションへの愛」を広める伝道師【愛媛・クロワ】

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クロワ
住所:愛媛県松山市三番町4-7-7 創業:1993年 店舗面積:66㎡ 沿革:運営するインセクトは1984年創業。93年に「アンダーカバー」「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」「ヘルムート ラング」などを取り扱う路面店をオープン。現在、松山市で6店舗を運営。 取り扱いブランド:ヨウジヤマモト プールオム(YOHJI YAMAMOTO POUR HOMME)」「アンダーカバー」「タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATHESOLOIST.)」「セントマイケル(©︎SAINT MXXXXXX)」「ダイリク」「ヨーク(YOKE)」「シュタイン」など

「四国のファッション業界のレジェンド」と称されるのが松山市を拠点にするインセクトのオーナー柴田哲志さんだ。1984年に20代で初めて自分の店を出し、その時代の旬のブランドをいち早く紹介してきた。DCブランドから裏原系、そして国内外の数々のデザイナーブランドまで店の約40年の変遷は、日本の服飾史の凝縮といえる。(この記事は「WWDJAPAN」2025年2月17日号からの抜粋です)

CROIX

愛媛

PROFILE: 柴田哲志/インセクト代表

柴田哲志/インセクト代表
PROFILE: (しばた・てつし)1959年生まれ、松山市出身。中学生のころからファッションが大好きで、小遣いを服に費やす。19歳から洋服店で働き始め、84年に自身の店舗をラフォーレ原宿・松山に出店して独立。ブランキー・ジェット・シティ(BLANKEY JET CITY)の元ドラマー中村達也と元ベーシスト照井利幸の大ファン。ロザリオス、東京スカパラダイスオーケストラ、斉藤和義のライブ巡りが趣味。この日の柴田代表はカジュアルな「カーハート(CARHARTT)」のパーカを着用

「ビビッとくる服」に出合う幸せ
熱い思いを伝え続けて40年

「感覚的にしか説明できないけれど、俺自身がビビッとくる服を仕入れて、お客さんに紹介するのが楽しくてね。この仕事は天職だよ」「最初に『ヘルムート ラング(HELMUT LANG)』や『アンダーカバー(UNDERCOVER)』と出合ったときは、雷に打たれたような衝撃だった」「『ソロイスト』の宮下(貴裕)さんは天才だよ」「最近だと『ダイリク(DAIRIKU)』や『シュタイン(SSSTEIN)』のカッコよさにうなったね」―。

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