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巣ごもり名人に聞く インスタグラム広報・市村怜子は「デジタルを駆使して上手に気分転換」

 新型コロナウイルス感染拡大で4月7日に緊急事態宣言が発令され、在宅勤務や外出自粛で巣ごもりを余儀なくされている人が多い。行楽シーズンのゴールデンウイークでさえ、どこにも行かず自宅で過ごさざるを得ないという未曾有の状況だ。「人に会えない」「外出できない」こんなときに、どうすれば巣ごもりライフをエンジョイできるか、今回はルームメイトと2人暮らしの市村怜子インスタグラム広報に聞いた。

WWD:自粛生活で新しく始めたことは?

市村怜子(以下、市村):オンラインフィットネスのサービスに入会し、自宅でストレッチやヨガを始めました。これまではホットヨガに通っていたものの、もともとあまり運動が好きではないのと、出張なども多くて続かず……。そのスタジオが休業したのと、デスクワークばかりで腰痛や肩凝りが以前より気になり始めたのをきっかけに、動画でレッスンを見ながら自宅で運動する方法に切り替えたところ、こちらのほうが向いていたのか、楽しくなって続いています。

ほかには、「マスタークラス(MASTER CLASS)」というオンラインクラスを受講し始めました。さまざまな業界で第一線を走っている著名人が自分の専門分野について教えてくれる仕組みで、例えば米「ヴォーグ(VOGUE)」誌のアナ・ウィンター(Anna Wintour)編集長はリーダーシップ、女優のナタリー・ポートマン(Natalie Portman)は演技、ボビー・ブラウン(Bobbi Brown)はメイクアップについて教えるという豪華なラインアップです。クラスといっても10〜20分くらいの動画を見るだけなので、いろいろな人たちのドキュメンタリーを見ているような感覚。「ネットフリックス(NETFLIX)」やアマゾンプライムなどもよく見ますが、映画やドラマよりも短いので、隙間時間に気軽に見られるのが気に入っています。会社の同僚も同じタイミングで始めたので、おすすめのコースを教え合ったりできるのも続いている理由です。

WWD:どのように気分転換している?

市村:料理を作るのは好きなのですが、毎日3食となると面倒になってしまう日もあるので、週に1、2回はデリバリーやテイクアウトを利用しています。通常営業ができない飲食店を少しでも応援したいという気持ちを込めて、チェーン店ではなく、普段通っている小規模のレストランにデリバリーをお願いすることが多いです。行ってみたいと思いながらも予約が取れず諦めていたお店がデリバリーをやっていることもあり、インスタグラムで常に情報収集をしています。

また、家にいる時間が長いので、自宅でも華やかな気持ちになれるように、できるだけ花を欠かさないようにしています。自宅用に花を届けてくれる花屋さんをインスタグラムで探してお願いしているのですが、季節の花材を束ねて届けてくれるので、自分では選ばないような花が入っていることも多く、花瓶との組み合わせや飾り方を考える時間が癒しになっています。リビングをはじめ、仕事部屋やキッチンなどいろいろな場所に飾っています。

WWD:巣ごもりを機に新しく買ったものは?

市村:「ヘイ(HAY)」で小さめのテーブルと椅子を購入し、仕事スペースをつくりました。2月末くらいから在宅勤務に切り替わり、しばらくはリビングで仕事をしていたのですが、“仕事スペース”に“通勤”することで切り替えができるようになりました。「ヘイ」の家具にはずっと憧れていたので、見るたびに気分が上がり、家での仕事も楽しくなりました。

WWD:巣ごもり生活で愛用しているアプリやサービスは?

市村:最近はインスタグラムでライブ配信をする人がさらに増えているので、“ながら時間”に見ていることが多いです。ゆりやんレトリィバァさんや宇多田ヒカルさんのように毎週同じ日にライブをする人もいるので、テレビのような感覚もあります。また、おうち時間が長くなると料理やインテリアにばかり興味が向いてしまうところがあるのですが、セレクトショップのバイヤーさんや海外のメイクアップアーティストなどのライブ配信も見ることで、ファッションやメイクに対するモチベーションを上げています。

WWD:ルームメイトとの過ごし方は変わった?

市村:お互いに在宅勤務になったこと以外あまり変化はありません。もともと、家にいるときは一緒にテレビや動画を見ることも多かったので、その時間が増えている感じでしょうか。料理は各自がして別々に食べるスタイルですが、デリバリーをするときなどは一緒に食べて、ワインを開けたりして楽しんでいます。一人暮らしで話し相手がいないと嘆いている友人もいるので、ルームメイトがいることのありがたみを感じています。

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