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「ザ・ノース・フェイス」はコロナの逆風ものともせず ゴールドウイン20年3月期は過去最高益

 ゴールドウインの2020年3月期決算は、売上高が前期比15.3%増の978億円、営業利益は同47.4%増の174億円、経常利益が同26.1%増の163億円、純利益が同16.5%増の107億円だった。増収は10期連続、増益は12期連続となり、営業利益は3期連続で過去最高を更新した。

 事業別では、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE以下、TNF)」のアウトドア事業の売り上げが同20.4%増の779億円と、前年度(同30.8%増)に続き好調をけん引。「TNF」のマタニティーやキッズ向け商品が売れて顧客層を拡大し、2ケタ成長を維持した。アスレチック事業は「エレッセ(ELLESSE)」や「スピード(SPEEDO)」の苦戦は続くものの、ラグビーのワールドカップの特需で過去最高の売上高となった「カンタベリー(CANTERBURY)」が貢献して3.0%増の142億円だった。

 全国に構える直営店舗数は7店舗増えて155となり、自主管理売り場の売り上げ比率は57%となった。また新型コロナウイルス感染拡大により150店舗が閉鎖中(5月8日現在)という影響もあり、EC売上高は同45.9%増の88億円と大きく伸長した。

 21年3月期は、新型コロナウイルスの影響で大幅な減収減益を予想する。売上高は前期比23.4%減の750億円、営業利益は同80.0%減の35億円、経常利益は同71.3%減の47億円、純利益は同68.9%減の33億円と厳しい結果を見込む。しかし黒字体質の維持と持続可能なビジネスモデルへの転換を図るため、まずは現在臨時休業している店舗の販売職の雇用維持と給与を100%保証し、下期以降に回復させる計画を立てている。

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