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LA発ブランド「アミリ」が「ザラ」に3億円の損害賠償請求 人気ジーンズのコピー問題

 ロサンゼルス発のブランド「アミリ(AMIRI)」を擁するアトリエ ラグジュアリー グループ(ATELIER LUXURY GROUP)は、「ザラ(ZARA)」が「アミリ」の代表的なジーンズ“MX2”の形を模倣し販売したことが連邦商標法上のトレードドレスを侵害しているなどとして、販売差し止めのほか、懲罰的損害賠償などを含む約300万ドル(約3億2400万円)の損害賠償を求めて提訴した。

 問題となったジーンズはどちらもスキニータイプで、膝上にプリーツを施したレザーの切り替えを採用している。また、膝のあたりにファスナーがあしらわれている点や、色落ちした風合い、色展開という点も共通している。価格は「ザラ」の50ドル(約5400円)に対して「アミリ」が1150ドル(約12万4200円)以上で販売している。

 アトリエ ラグジュアリー グループの代理人弁護士は、「『ザラ』の行いは見過ごせるものではない。アトリエ ラグジュアリー グループは商品の開発に多大な時間とリソース、技術を費やした。われわれは『ザラ』に責任を取らせる。法廷で決着をつける日を心待ちにしている」とコメントした。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中