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連載 エディターズレター:MARKET VIEW 第73回

ファミマの「ブランドマーケティング的手法」

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ファミリーマートが社長交代を発表しました。3月1日付で細見研介社長が退任し、小谷建夫氏が就任します。

細見氏も小谷氏も親会社である伊藤忠商事の出身。さらにいえば2人とも繊維部門でキャリアを重ねてきました。細見氏は米バッグブランド「レスポートサック(LESPORTSAC)」の全世界の商標権を取得し、躍進させた立役者として知られています。小谷氏は伊藤忠の子会社である婦人服のレリアン、ジーンズのエドウインの社長を歴任しました。

1月18日に行われた就任会見で、記者から「なぜ2代続けて繊維部門から社長が出るのか?」と質問がありました。コンビニの主力商品は食品。商社なら食糧部門の方が親和性があります。細見社長はおよそ以下のように答えました。

「伊藤忠の繊維部門の中核はブランドマーケティング部である。コンビニの主力は食品だが、いかに売るか、どんな方向にビジネスを進めるかはマーケティングが重要になる。食品の経験はベターではあるが必須ではない。伊藤忠の中でマーケティングを生業(なりわい)にしているのは繊維部門だけだ」――

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