
この連載は週に一度「WWDJAPAN.com」に掲載した記事の中から、編集部の記者がテーマに合わせて記事をピックアップし、コメント付きで紹介するもの。今週のテーマは「経営層に読んでほしい記事3選」だ。当事者はもちろん、ファッション・ビューティ業界で活躍する多くの人に読んでもらいたい。
(この記事は無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)
選者:横山泰明記者

1978年生まれ。東京外国語大学ヒンディー語専攻。繊維・ファッション業界紙「日本繊維新聞」の記者を経て、2010年から「WWDジャパン」で記者。担当は合繊メーカー、素材、商社、EC、ファッションビル、ショッピングセンター ILLUSTRATION : UCA
【記事1】
EUが改正「廃棄物枠組指令」を発効
テキスタイルEPR義務化と食品ロス削減へ大転換

欧州連合(EU)は10月16日、改正「廃棄物枠組指令(Waste Framework Directive)」を正式に発効した。今回の改正は、テキスタイル分野における拡大生産者責任(EPR)をEU共通ルールとして義務化し、さらに加盟国へ食品ロス削減の法的数値目標を課すという、循環経済に向けた大きな政策転換となる。(全文はこちら)
【記者のコメント】
欧州連合(EU)は10月、欧州内で生産するあらゆる繊維製品と履き物に対して一定の金額負担を求める「改正 廃棄物枠組指令」を発令した。EU加盟国は20カ月以内に国内法へ反映し、30カ月以内に制度を整備する義務を負う。販売ではなく生産段階に制約をかけることで負担金逃れを廃し、野放図な繊維製品とシューズの生産に歯止めをかける効果がある。一方で、そうした負担は製品に転嫁され、家計を圧迫し、消費低迷の懸念もくすぶる。
【記事2】
中国のスタバ不振、背景に消費トレンドの変化
現地の外食王「火鍋のハイディーラオ」も苦戦
定期購読についてはこちらからご確認ください。
購⼊済みの⽅、有料会員(定期購読者)の⽅は、ログインしてください。
