PROFILE: 菊池慎太郎/「タケオキクチ」渋谷明治通り本店サブ店長

「お客さまの良き相談相手になれるか」。接客において、いつもそう考えている菊池慎太郎さん。客の本音を引き出すことを心がけている。とはいえ自分から話すことが得意ではない客もいる。まずは自分自身が客から話しかけられやすい、相談しやすい雰囲気をまとうことを大切にする。「もともと話を聞くことが好きなタイプなので、お客さまの心の中にある“こうなりたい”というイメージや予算、手持ちの服など、本音の部分を知りたい。引き出したことを服やスタイリングで具体化させていく。それが販売員の役割だと考えています」。(この記事は「WWDJAPAN」2025年9月22日号からの抜粋です)
NO.1 POINT
年間個人販売で社内表彰
良き相談相手になるため
常に自分をアップデートする
じっくり話を聞くコンサルティング的な接客スタイルにたどりついたのは、再び販売員として「タケオキクチ」で働くようになってから。最初に働いたブランドで10年近く勤務し、周囲からは「天職だ」と言われていたにもかかわらず退職した。1年半ほどアパレル業界を離れてみて、自分の甘さに気づき、もう一度やり直すことにした。
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