ファッション
連載 エディターズレター:FROM OUR INDUSTRY 第138回

空間デザインの審査にコンテクストを持ち込んで苦しんだ経験から、改めて感じたこと

有料会員限定記事

空間デザインの審査にコンテクストを持ち込んで苦しんだ経験から、改めて感じたこと

この週末は、空間デザインに関する審査会に参加させていただきました。ファッション&ビューティ業界の応募もたくさんありました。オフィス空間からショーウインドー、もちろん店舗まで。多くの会社、そしてブランドが金銀銅の各賞を受賞されました。おめでとうございます。

最初に審査員の話を頂いたとき、「ラグジュアリーブランドの素晴らしい旗艦店や展覧会は普段から取材しているから、大丈夫でしょ」と比較的軽い気持ちでした(笑)。しかし、審査をすればするほど、「私は空間デザインという最終的な器ではなく、例えばコンセプトや、そこから発想を膨らませて空間デザインの構成要素の一つとなるまでのコンテクスト(文脈)など、器の中に入っているものを審査してしまっているのでは?」という疑問に直面。審査会では終始「今は器を見ている?それとも、その中身を見てしまっている?」という自問自答を繰り返し、疲れました。よくよく考えれば、形がある建築、形はないかもしれないけれど実在する空間デザインに対して、私が普段生み出しているコンテンツは形もなければ実在もしないもの。そりゃ苦労するハズです(笑)。

この続きを読むには…
残り1194⽂字, 画像1枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

ジョナサン・アンダーソンの「ディオール」とマチュー・ブレイジーによる「シャネル」の最新クチュールに迫る

2月9日発売の「WWDJAPAN」は、2026年春夏オートクチュール・コレクションの特集です。オートクチュールでも、やっぱり注目はこの2人。「ディオール(DIOR)」のジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)と「シャネル(CHANEL)」のマチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)のクチュールデビューを詳しくリポートしています。美しき洋服とメモリアルな会場演出に込め…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。