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「ユニクロ」20年春夏の注目ポイント(後編) 「ユニクロ ユー」の全身デニム、「イネス」ラインは1924年パリ五輪にフォーカス

 「ユニクロ(UNIQLO)」の2020年春夏は、“LIVABLE CITIES(リバブル・シティーズ/豊かで心地よい暮らしのために)”がコンセプト。「都市空間でのライフスタイルをより快適に、さらに豊かにするために必要なもの」を探求したというコレクションがそろう。クリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)による「ユニクロ ユー(UNIQLO U)」では、引き続き、黄色やテラコッタといったあせたパステルトーンのきれいな色使いがポイント。ウィメンズ、メンズ共に、今季はデニムを推している。

 デニムシャツとデニムパンツ、デニムジャケットなどを組み合わせた、デニム・オン・デニムの着こなしが男女どちらもキーになる。ウィメンズでは、プルオーバートップスやワンピースなどもデニム地で企画。メンズでは、キューバシャツ(3990円)がルメールの今季一番のお気に入りという。開襟シャツに細かなステッチを効かせたデザインがポイントだ。また、従来は機能素材の“ブロックテック”で提案していたようなユーティリティーコートをコットン地で企画し、これまでとは微妙に異なるシルエットで見せる。

 「ユニクロ ユー」の夏の定番ヒットアイテムとなっているTシャツは、引き続き、Tシャツ(1000円)、Tシャツワンピをそろえる。加えて、今季から新たに、より体にフィットするシルエットで丈の短いデザイン(1500円)も企画した。

 スイムウエアも、引き続き渋い色味が大人っぽいセパレート、ワンピースを提案する。雑貨では、草履とスポーツサンダルをドッキングしたような鼻緒付きサンダル(3990円)がヒットしそうだ。

 フランスの元祖スーパーモデルであるイネス・イネス・ド・ラ・フレサンジュ(Ines de la Fressange)と「ユニクロ」とのコラボラインは、ジャージースーツなども取り入れており、いつも以上にスポーティーだ。パリ五輪が開かれた1924年をシーズンテーマとしている。とはいっても、スポーツ直球ではなくしっかりエスプリが効いているのが「イネス」ラインならでは。ワッシャー加工のボタニカル柄プリントドレスや、ポルカドットのカシュクールドレスなどがそろう。クラシカルチェックのテーラードジャケットなどは、南フランスのカウボーイ(ガーディアン)風にシックに。