ユニクロは、女子テニスのエマ・ラドゥカヌ選手(英国)とグローバルブランドアンバサダー契約を結んだと発表した。ロジャー・フェデラー(スイス)や錦織圭に続くテニス選手との契約になる。グローバルでの広告宣伝に起用するとともに、商品開発でも共同する。ラデゥカヌ選手の着用するテニスウエアは、「ユニクロ」のクリエイティブ・ディレクターのクレア・ワイト・ケラーがデザインする。
24日にユニクロの有明本部(東京)で記者発表会を行なった。登壇したラドゥカヌ選手は「ユニクロの家族に迎えられてうれしい。なりたい理想に向けて、一緒にがんばっていきたい」と抱負を述べた。ファーストリテイリングの柳井康治取締役は「(ユニクロが掲げる)ライフウエアのコンセプトは多様な要素を持つ。エマさんのコート内外での活動を通じてフィロソフィーしてほしい」と起用の理由を述べた。
ラドゥカヌ選手は2002年にルーマニア人の父と中国人の母との間に生まれた。21年に予選から出場した全米オープンを18歳で優勝する快挙を成し遂げた。女子テニスランキングの最高位は10位で、次世代を担うアスリートとして注目を集めており、「ディオール」や「ティファニー」のアンバサダーにも起用された。
ラドゥカヌ選手はこれまで「ナイキ」のテニスウエアを着用していたが、3月に米国で開催されるBNPパリバ・オープンから「ユニクロ」に着ることになる。水色のワンピースのデザインを手がけたクレア・ワイト・ケラーは「彼女が自信満々でコートに立てるテニスウエアを目指した」と説明した。
記者発表会の最後にはファーストリテイリングの柳井正社長が登壇した。「エマさん活躍して社会が明るくなるよう、早いうちに1勝してほしい」とエールを送った。