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【特集】2026-27年秋冬東京コレクション

「ファンダメンタル」や「アンセルム」など産地・職人とともにファッションの未来へ

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「ファンダメンタル」や「アンセルム」など産地・職人とともにファッションの未来へ

日本のクラフツマンシップや伝統美学はこの数年で世界的評価を高めた。一方で、地場産業の衰退という課題は残る。今季際立ったのはデニムやニット、縫製、加工など産地と職人に根差した技術を自らのフィルターを通して発信するブランドだ。共通するのは、技術を守り未来へつなぐ視点。顧客の半数以上が海外の「ファンダメンタル(FDMTL)」は職人技を前面に打ち出し、地元・岡山を拠点とする「アンセルム(ANCELLM)」はこだわり抜いた加工技術を軸に存在感を示す。(この記事は「WWDJAPAN」2026年3月30日号からの抜粋です)

「ファンダメンタル(FDMTL)」

DESIGNER/津吉学

AIが万能になっていく前に、
自分たちができることを

「AI時代にこそ、人の手から生まれるコレクションと音楽を」とアイコニックな藍色のランウエイとバンドをそえた。象徴とするぼろ柄は、京都パイル繊維工業によるフロッキープリントと岡山・山足織物とのインディゴ糸を用いたジャカードで表現。フロッキー生地はプリントをユーズド加工し、一部を剥がしたりけば立たせたりすることで独特な風合いを出した。ジャカードはインディゴ糸を使用できる織機も少なく、複雑な柄を表現できる工場も希少だという。

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