オンワードホールディングスの2026年2月期通期連結業績は、売上高が前期比13.6%増の2368億円、営業利益が同14.3%増の116億円、純利益は同18.5%増の101億円だった。戦略強化ブランドがけん引し、2ケタの増収・増益となった。純利益に関しては、中期経営計画(〜27年2月期)で掲げた目標値である100億円に1年前倒しで到達した。
ブランド別では、「アンフィーロ(UNFILO)」が前期比35.5%増収、「カシヤマ(KASHIYAMA)」が同33.3%増収と大きく業績を伸ばしたほか、「ウィゴー(WEGO)」が同7.5%増収、「チャコット・コスメティクス(CHACOTT COSMETICS)」が同22.0%増収、基幹ブランドの「23区」も同5.0%増収と堅調に推移した。
販路別では百貨店が同2.2%の減収となった一方、ショッピングセンター等が同29.3%増収、ECが同12.4%増収となった。海外事業はヨーロッパ、アメリカ、アジアの合算で、15年2月期以来11期ぶりとなる営業黒字を達成した。
27年2月期の連結業績予想は、売上高が前期比4.3%増の2470億円、営業利益が同10.3%増の128億円、当期純利益が同10.9%増の112億円を見込む。成長戦略の柱として、ファッション領域5事業である「23区」「J.プレス(J.PRESS)」「カシヤマ」「アンフィーロ」「ウィゴー」に加え、ウェルネス領域の3事業であるコスメ、ギフト、IP・ペット、さらにB2Bを中心としたコーポレートデザイン領域に経営資源を集中させる方針だ。海外事業では前期に唯一営業赤字となったアメリカを含む、全エリアでの営業黒字化を目指す。