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「ムーミン」が「ブルガリ」とコラボチョコ 仕掛け人は松屋の子会社

 松屋傘下のスキャンデックスはこのほど、フィンランド発のキャラクター「ムーミン」をモチーフにした商品の企画製造・販売に関するグローバルライセンス契約を、本国のライセンス管理会社ブルズ ライセンシング社(以下、ブルズ社)と締結したと発表した。

 ライセンス商品第1弾として、ブルガリ・ジャパンと協業し、同社のチョコレートブランド“ブルガリ イル・チョコラート”から、「ムーミン」や仲間の「スナフキン」、「スニフ」などのキャラクターをモチーフにした限定商品を、松屋銀座本店およびブルガリ銀座タワーで発売する。今回のコラボ限定で、4種(バナナ、スモーキーラズベリー、コーヒーブランデー、山椒&アーモンド)の新フレーバーも用意する。価格は5個入りが税込3500円、5個入りが同6500円(いずれも数量限定)。

 松屋によると、「ムーミン」のキャラクタービジネスの世界市場規模は約930億円(2018年)。そのうち日本のシェアが約46%を占めている。スキャンデックスによる「ムーミン」のライセンスビジネスの主なターゲットは、同作品に親しみのある30~50代の女性。松屋が掲げる「デザインの松屋」の理念の下、「(作者の)トーベ・ヤンソンのアート性を大切にし、原作の世界観に共感してもらえる方にアプローチする商品を開発する」(松屋広報)。

 20年3月期は、そのほか羊羹のとらや、ピエール・エルメ・パリなど食の有名店・ブランドとのコラボ商品の開発を検討しており、事業売上高は2000万円を掲げる。今後はテーブルウエアやライフスタイル雑貨など、食以外の分野への進出も予定する。

 スキャンデックスは、親会社の松屋が注力する「北欧文化の発信」に特化した輸入代理店事業子会社として、デンマークの陶磁器ブランド「ケーラー(KAHLER)」、フィンランドのインテリア雑貨ブランド「ペンティック(PENTIK)」など計10ブランドを担当。今回の「ムーミン」のライセンス権取得により、ライセンスビジネス事業を新たにスタートさせ、「代理店業務と並ぶもうひとつの主力ビジネスとして育てていく」(松屋広報)考え。なお、ブルズ社とのライセンス契約の締結は2018年。14年に松屋銀座で開催した展覧会「MOOMIN!ムーミン展」をきっかけに、両者の信頼関係が深まったという。

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