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スウォッチ グループと「カルバン・クライン」が時計ライセンス契約終了へ

 スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)とPVHコープ(PVH CORP)は、20年以上続く同グループと「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」のライセンス契約を終了することを発表した。スマートウオッチにシェアを食われ、中間価格帯市場で苦戦していることなどが理由だという。具体的な契約終了日は不明。

 スウォッチ グループは今回の契約終了について、「昨今のカルバン・クライン社の経営陣の不和や不確実性なども一因だ」としている。

 「カルバン・クライン」の親会社のPVHコープは、ここ数年のあいだ、目標に達していなかったウオッチ&ジュエリーのライセンス事業のテコ入れを検討していたという。「新たなパートナーを選定中で、決定し次第発表する」とコメントしている。

 スイスの時計業界紙「ビジネス モントレ(BUSINESS MONTRES)」は、モバード グループ(MOVADO GROUP)が有力なパートナー候補と報じているが、PVHコープからのコメントは得られなかった。モバード グループは、「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」「ヒューゴ ボス(HUGO BOSS)」「コーチ(COACH)」「ラコステ(LACOSTE)」などとライセンス契約を結んでいる。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中