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ナイキ新CEOはIT企業から 現会長兼CEOはエグゼクティブ・チェアマンに

 ナイキ(NIKE)のマーク・パーカー(Mark Parker)会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)は、2020年1月13日付でCEO職を退任してエグゼクティブ・チェアマンに就任することを発表した。これに伴い、新社長兼CEOに米IT企業サービスナウ(SERVICENOW)のジョン・ジョセフ・ドナホー2世(John Joseph Donahoe II)社長兼CEOを任命した。同氏は59歳で、サービスナウに加わる前は米大手リセールEC企業イーベイ(eBAY)のCEOを08年から15年まで務めていた。14年からはナイキの社外取締役も務めている。

 パーカー=ナイキ会長兼社長兼CEOは、「『ナイキ』のブランド力は世界中でいっそう高まっており、今後さらなる成長が見込まれる。そうした時期にジョンをチームに迎えることができて大変うれしく思う。電子商取引やITに関する彼の豊富な知識、グローバルな戦略策定に関する高い能力やリーダーシップ、そしてナイキとの強いつながりを考えると、ジョンはデジタル分野の強化および『コンシューマー・ダイレクト・オフェンス(Consumer Direct Offence)』戦略の推進を掲げる当社を率いていくリーダーとしてふさわしい人物だ。今後は彼とも密接に連携しつつ、エグゼクティブ・チェアマンとして引き続きナイキの経営陣を導いていくことを楽しみにしている」と語った。

 ドナホー2世サービスナウ社長兼CEOは、「アスリートのサポートに情熱を傾ける7万6000人もの才能に満ちた社員がいる、ナイキという創造性に富んだ素晴らしい会社の社長兼CEOに任命されて大変うれしく光栄に思う。社外取締役として過去5年間にわたってナイキの経営に携わってきたが、来年からはマークと密接に連携しつつ、ナイキのさらなる成長のためにチームの一員としてフルタイムで尽力していきたい」と述べた。