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ECプラットフォーム「ショッピファイ」、倉庫ロボット会社を477億円で買収

 カナダ発のECプラットフォーム運営会社ショッピファイ(SHOPIFY)は、ロボティクス技術を得意とする物流ソリューション会社の米シックスリバーシステムズ(6 RIVER SYSTEMS)を4億5000万ドル(約477億円)で買収する。金額の60%を現金で、残り40%相当をショッピファイの株式で支払う。

 ショッピファイはこの夏、出店企業の配送作業やカスタマーサービスなどを支援する新システム“ショッピファイ・フルフィルメント・ネットワーク(Shopify Fulfillment Network)”を立ち上げている。今回の買収は、そのシステムをさらに拡充するのが狙いだという。同社は、「当社の新たな物流システムに、シックスリバーシステムズのクラウドベースのソフトウエアや、倉庫の作業員をサポートする自走式ロボットの“チャック(CHUCK)”を組み合わせることで、倉庫での作業スピードと信頼性を向上できる」と語った。

 2004年に創業し、累計流通額が18年10月現在で9兆円と急成長を遂げたショッピファイは、“EC界の巨人”であるアマゾン(AMAZON)のライバルと目されることが多い。シックスリバーシステムズの創業者が、アマゾンが12年に買収した倉庫ロボットシステム会社キバ・システムズ(KIVA SYSTEMS)の出身であることを考えると、今後さらにそうした見方が強まるだろう。なお、アマゾンに買収された後、キバ・システムズはアマゾン・ロボティクス(AMAZON ROBOTICS)と社名を変更している。

 シックスリバーシステムズの倉庫ロボットやソフトウエアは現在、北米やヨーロッパの20以上の施設に導入されており、買収後もロッキード・マーティン(LOCKHEED MARTIN)やディーエイチエル(DHL)など既存顧客へのサービスは継続する。