フォーカス

紫外線の国に調光レンズでいざ行こう 徹頭徹尾アマノジャクなカリフォルニア支度

 「WWDジャパン」8月5&12日合併号は、デニム特集です。今年はジーンズの生まれ故郷であり、作業着からファッションへ生まれ変わった地でもあるアメリカ西海岸を取材しました。デニム特集を担当して3年。海外取材の必要性を訴え続けて、まさに念願かなった渡米となりました。当然、“装備品”選びにも熱が入ります。

 まず最初に「新調しなくちゃ」と考えたのはサングラスです。カリフォルニアの太陽光に勝てるだけの機能を持ち、なおかつ僕にフィットして取材に集中できるもの――あれこれ考えて、日本のアイウエアブランド「エイチフュージョン(H-FUSION)」の跳ね上げ式モデル“902”のレンズを替えることにしました。向かったのは渋谷にあるアイウエアのセレクトショップ、ジービーガファス渋谷。長谷川永伍店長に相談して、調光レンズを入れることにしました。

 調光レンズは一見“素通し(クリア)”ですが、紫外線と気温に反応して色が付きます。「紫外線が強いほど濃くなり、気温が低いほど変化しやすくなります。だから雪山でも活躍してくれます」と長谷川店長。前にも書きましたが、日本ってサングラスに“カッコつけ”や“ビジネスに不向き”のレッテルを貼りがち。でも、調光レンズなら必要なときにだけ“サングラス化”してくれるんです。いちいち掛けたり外したりの必要がありません。僕が選んだのは「ニコン(NIKON)」製の調光レンズで2枚一組1万円。ブルーライトもカットしてくれるんですって。ちなみに「度入りレンズの場合は、レンズ代にプラス5000円」だそうです。

 そもそも跳ね上げ式って、色付きレンズを跳ね上げることで好きなときに“非サングラス化”できるもの。その跳ね上げ式に操作不要な調光レンズを入れる、って――このアマノジャクぶり、ちゃんと伝わっていますでしょうか!?

 肝心の「カリフォルニアで役に立ったか?」ですが、答えはYES!しっかり目を保護してくれて、発色するさまは掛けている本人が気付かないくらいスムーズなものでした。なるほど跳ね上げる必要はありませんでしたが(笑)、まぁ“能ある鷹は爪を隠す”というか“伝家の宝刀”というか。あるけど使わない機能って、とってもアマノジャクですよね。

(ウエア編に続く)

調光レンズがみるみる色付く。ロケ地/ロサンゼルス