ファッション

資生堂美容室が高級サロンをオープン パーソナル診断や男性限定の美容メニューをそろえる

 資生堂の100%子会社の資生堂美容室は7月20日、創業の地である東京・銀座7丁目に初となるプレミアムサロン、資生堂パサージュ ボーテをオープンする。AI開発企業とタッグを組んだカウンセリングツールの導入や、市場が広がる男性に向けた限定のパーソナルトレーニングメニューなどを用意し、性別を問わないトータルビューティを提供する。

 資生堂美容室は、現在、全国に婚礼店を含む33店舗を展開している。サロンビジネスを通じてユーザーの生活に関わっていくという目的のもと、取り組みの一つに“プレミアム化”を掲げており、今回のそれを体現するプレミアムサロンを創業の地に開設した。

 都築美幸・資生堂美容室社長は「メインターゲットは30~50代の男女だが、自分らしさを求める人やインバウンドなども積極的に取り込んでいきたい」と語り、多様化する美の価値観やニーズに応えるプランやサービスをそろえる。タッグを組むのは、AIアプリの企画・開発などを行うヘッドウォータース。顧客の希望するヘアの質感からファッションテイストまで細部にヒアリングすることで、仕上がりのイメージを可視化し共有することが可能なデジタルツールを共同開発した。さらに同ツールは英中日の3カ国語と、通訳機能も備えており訪日外国人へも対応する。また、プランにはスタイリストのアドバイスのもと自身でスタイリングを行うフィニッシュワークレッスンを取り入れて自宅での再現性を高める。資生堂美容室初の男性限定メニューには、肌・頭皮診断を用いたヘア・スキンケアレッスンやスタイリングアドバイスのほか、ネイルケアレッスンなどを盛り込んだ。メンズコスメ市場でスキンケアカテゴリーが伸長を見せる一方で、具体的なスキンケア方法やその重要性の理解が低い現状を踏まえた新たな試みだ。

 店舗面積308.26平方メートルの店内には、完全個室のプライベートルームと半個室のセミプライベートルームを各4室、カップルや友人同士での利用に適したペアルーム1室(2席)の計10席をそなえる。アロマやBGM、空調などをユーザーの好みに合わせて変更できるプライベートルームは、一般的な美容室にはない五感に働きかける空間に仕上げている。

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