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エビちゃん効果で「ジル スチュアート」が売上伸長 かつての「アネキャン」読者に訴求

 サンエー・インターナショナルの「ジル スチュアート(JILLSTUART)」が売り上げを伸ばしている。単月売り上げは3月が前年同月比2%増、4月が同4%増、5月は同20%増(中旬まで)ペースだ。ECサイトと連動したイチオシ商材のスタイリング企画のモデルに蛯原友里を起用したことで、かつての「キャンキャン(CanCam)」「アネキャン(AneCan)」読者で現在は家庭を持つような35〜40歳の大人女性の取り込みに成功した。特に好調な5月は、ブランドコアのワンピースをシックなテイストで用意したことが奏功した。

 5月の週別売り上げは、第2週と第3週が前年同週比2.4倍。売り上げの37%をワンピースで構成する。齊藤雄介「ジル スチュアート」事業部長兼MDチーフは、「蛯原さんと新規客層の親和性が予想以上だった。着こなし解説に蛯原さんの母親としてのエピソードも織り交ぜ、より明確に着用シーンが浮かぶよう意識した」と話す。

 また同ブランドは、実店舗への流入増加を目的とした取り組みを実施。客手持ちの「ジル スチュアート」の服を回収してクーポンを配布するキャンペーンやノベルティーフェアなどにより、かつてのファンから新規層まで客足が増えたのも好調の要因のひとつだ。