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「フォーエバー21」が中国市場から完全撤退

 「フォーエバー21(FOREVER 21)」が中国市場から完全に撤退する。同社は4月26日、「当社は店舗のグローバルな展開を常に見直しており、消費者需要の変化と長期的な利益性を慎重に検討した結果、中国市場の全店舗を閉店することにした」と発表した。なお、同社は同29日付で中国ECから撤退している。

 韓国生まれのドン・チャン(Do Won Chang)とジン・チャン(Jin Sook Chang)夫妻が1984年に創業した「フォーエバー21」は2008年に初めて中国市場に進出したが、短期間で撤退。その後、11年に再進出して「Tモール(TMALL)」にも出店した。18年末以降、同社は天津、杭州、北京、重慶、西安の店舗を閉店しており、深圳店も4月30日に閉店。上海の旗艦店を含む3店舗も近日中に閉店する。なお、3月には台湾から撤退しているほか、17年に香港の旗艦店を閉店している。

 中国は、アリババが運営する「タオバオ(TAOBAO)」や同国第3位のEC企業であるピンデュオデュオ(PINDUODUO)などのECサイトが幅広い商品を激安価格で販売しているため、ファストファッションには厳しい市場だ。英アパレルの「エイソス(ASOS)」や「トップショップ(TOPSHOP)」などがすでに撤退しており、アマゾン(AMAZON)も19年7月18日までに中国国内向けのマーケットプレイス事業を閉鎖する。

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