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「Gucci Gang」で知られるリル・ポンプが、金輪際「グッチ」を着ないと宣言

17歳の時に発表した「Gucci Gang」。同じ言葉を連呼する中毒性の高いトラップと呼ばれるスタイルから、曲中では「Gucci Gang」を50回以上連呼している

 先日、とあるツイッターユーザーの指摘を発端に、2018-19年秋冬コレクションのアイテムの1つであるバラクラバ帽風のトップスが、黒人に扮して顔を黒く塗るブラックフェイスを想起させると世界中で物議を醸している「グッチ(GUCCI)」。これを受け、「グッチ」への愛を歌った「Gucci Gang」で知られるラッパーのリル・ポンプ(Lil Pump)が、今後「グッチ」を着ないと宣言した。

 「グッチ」の“GG”ロゴを胸に彫り、ラッパーのスモークパープ(Smokepurpp)とはグッチギャングの名で活動するなど、惜しみない「グッチ」愛を見せるリル・ポンプだが、問題のトップスについては自身のインスタグラムのライブ配信で「みんな、聞いてくれ。『グッチ』が起こしたあの問題だが、あれは人種差別だ。俺はもう着ない」と難色を示し、今後同ブランドを着ない旨を報告した。

 しかし、着ないながらも「Gucci Gang」に関しては引き続き歌い続けるようで、「『Gucci Gang』は俺の人生を変えたから歌い続ける。ブレイクして金持ちになったって理由があるからな。あれはあれ、これはこれだ」と続けた。

 問題のトップスは、昨年2月にランウエイで発表した時点では問題視されていなかったが、今年2月に入って急速にやり玉にあがるようになった。「グッチ」は7日から取り扱いを中止し、ツイッターで謝罪文を発表。手掛けたアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)=クリエイティブ・ディレクターも自身のインスタグラムを「I love all colors」と更新したが事態は未だに収束しておらず、13日にマルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)グッチ社長兼最高経営責任者(CEO)が米パーソンズ美術大学(PARSONS SCHOOL OF DESIGN)で行った特別講義では、当初ビッザーリCEOのキャリアなどを語る予定だったが、終始件のトップスの釈明をすることとなった。

 なお今回人種差別に「NO」を唱えたリル・ポンプだが、昨年12月に発表した「Butterfly Doors」では歌詞内にアジア人を侮辱するようなフレーズがあると批判を浴び、謝罪に発展していた。