ファッション

国内の繊維産業を学ぶ“産地の学校”が合同企業説明会 シタテルなどが参加

 ファッションキュレーターの宮浦晋哉・糸編代表が運営する、日本の産地とテキスタイルについて学ぶ“産地の学校”が2月10日、繊維産業の企業を集めた合同企業説明会を開催する。

 説明会は江東区にあるリトルトーキョーの3階で開催。衣服生産プラットフォームを提供するシタテル(sitateru)の他、福岡県の染色工場の宝島染工、前掛け専門店のエニシング(anything)、山梨県富士吉田市西桂町で活動するハタオリマチ ルーキーズ、同じく富士吉田市を中心に活動するハタオリマチの地域おこし協力隊、福岡県広川町の情報を発信するひろかわ新編集、明治30年創業の繊維企業の林与が参加する。

 会場では、各企業や団体がプレゼンテーションを行い、個別の相談ブースも用意する。プレゼンテーションは13時30分と16時からの2部制。

 宮浦代表は「活動の中で、産地の企業から求人のご相談をいただくようになり、一方で、それを求める学生や転職活動中の方に届けたいと思って小さく開催するようになったイベントです。今回で2回目なのですが、今後は年2回くらいのペースで開催したいとも考えています」とコメントした。

 産地の学校は、糸・織り・編み・染色・加工・縫製などさまざまな分野で働く人を講師として招き、国内の繊維産地やテキスタイルなどについて体系的に学ぶプログラム。各繊維産地の特色や業界の構図など、前知識がなくても理解できるように基礎的なことから学ぶことができる他、工場見学なども行う。現在東京校の他、静岡県浜松市の遠州校、福岡県広川町のひろかわ校、基礎講義修了者を中心に実践的なプログラムを展開する産地の学校ラボなどを開講している。

■産地の学校 合同企業説明会
日程:2月10日
時間:13:00〜18:00(プレゼンテーション 13:30〜 / 16:00〜)
場所:リトルトーキョー 3階
住所:東京都江東区三好1-7-14
参加費:無料

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