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フェラガモ一族が運営するホテルがミラノにオープン

 フェラガモ(Ferragamo)一族が保有するホテル経営会社ルンガルノ・コレクション(LUNGARNO COLLECTION)が、ミラノに初めてホテルをオープンする。コルソ・ベネチア通りにある16世紀に建てられた神学校の歴史的な建物を改修し、2020年秋に開業予定。

 新たなホテルは、ルンガルノ・コレクションがフィレンツェとローマで展開しているラグジュアリーホテル「ポートレート(PORTRAIT)」シリーズとなる。宿泊施設に加え、ショッピングアーケードや飲食店、フィットネスセンターなどが併設される計画で、これらは回廊に囲まれた約3000平方メートルの広大な中庭に造られる。また、中庭を通ってコルソ・ベネチア通りとサンタンドレア通りが行き来できるようになるという。なお、情報筋によると、小売りについてはイタリアの高級小売店であるアントニア(ANTONIA)が全て管理し、ストリートウエアブランドとの協働によるカプセルコレクションを販売するという。ルンガルノ・コレクションの広報担当者は、「他の小売店との提携も検討しているが、発表には時期尚早だ」とコメントした。

 レオナルド・フェラガモ(Leonardo Ferragamo)=ルンガルノ・コレクション社長は、「当社は常にホスピタリティーの精神を大切にしてきた。それはファッションにも通ずるものであり、『フェラガモ』ブランドを発展させていく中で培われたものがホテル運営にも生かされている。当社の『ポートレート』ホテルを、ミラノという特別な街に開業する機会を得られて非常にうれしく思う」と語った。

 建物の改修は、建築家のミケーレ・デ・ルッキ(Michele De Lucchi)が担当する。「建物はミラノの中心地にあり、神学校という宗教的な教育機関から現代的なホスピタリティー施設に生まれ変わるところが非常に興味深い。あまり知られていないが、歴史的に大変価値のある建築なので、うまく保存するつもりだ」と語った。

 ルンガルノ・コレクションは、フィレンツェで4つのホテル、3つのレストラン、そして1つのビューティースパを、ローマで「ポートレート」シリーズのホテルを1つ経営している。

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