米「WWD」の人気企画「ファッション通信簿」では、ストリートからパーティー、レッドカーペットまで、海外セレブたちのファッションを厳しくチェック。A+、A、A-、B+、B、B-、C+、C、C-、D+、D、D-、そしてFAIL(失格)の13段階評価で格付けし、それぞれのファッションポイントを勝手に辛口ジャッジしちゃいます!
第14回は、11月26日にニューヨークで開催された「ゴッサム・インディペンデント映画賞(Gotham Independent Film Awards以下、ゴッサム・アワード)」のレッドカーペットや、世界各地で行われた映画プレミアなどから、ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)、ガル・ガゴット(Gal Gadot)、レイチェル・ワイズ(Rachel Weisz)、アンバー・ハード(Amber Heard)、ジェイソン・モモア(Jason Momoa)、アダム・ドライバー(Adam Driver)、イーサン・ホーク(Ethan Hawke)、マイケル・B・ジョーダン(Michael B Jordan)の8人が登場。話題の映画「アクアマン」主演の2人に、恒例の痛烈ワードが襲いかかります!
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Jennifer Lopez at ‘Second Act’ NY Premiere
暗闇で着替えてきてしまったかのようなジェニファー・ロペス。復活させてはいけない1980年代のトレンドもちらほら。スタッズのヒールとレザーカフと、お嬢さまのようなバッグがまるでマッチしていない。
Gal Gadot at ‘Ralph Breaks the Internet’ London Premiere
極端なベルボトムに広めのラペルで、上品なスーツというより若干コスプレの領域に差し掛かっているガル・ガドット。オースティン・パワーズが近くでダンスしていたら絵になったかもしれない。
Rachel Weisz at Gotham Awards
休暇で訪れたリゾート地で、伯母が着ていそうなドレスだ。ひねりがなくて非常につまらない。レイチェル・ワイズならもっとできるはずだ。
Amber Heard at ‘Aquaman’ London Premiere
ランウエイでは映えるドレスが、必ずしもレッドカーペットでも映えるとは限らない。実際アンバー・ハードが演じたアクアマンの妻にしか見えないし、コンセプトは面白い。しかしこんなコスプレのような水泳キャップを、ギャグっぽくなく着こなせるのはエスター・ウィリアムズくらいだろう。とはいえ、映画のストーリーを意識して大自然的要素を取り入れようとしたのはボーナスポイントを進呈したい。
Jason Momoa at ‘Aquaman’ London Premiere
中年をこじらせてハーレーを買ったワイルドなバイカー風のジェイソン・モモア。しかし、アクアマンを演じたことは一切無視して、アンバー・ハードのように海底テーマに走らなかったガッツは評価しよう。
Adam Driver at Gotham Awards
カリスマ性とすらりとしたスタイルをあわせ持ったアダム・ドライバーが、つまらないブラックスーツをレッドカーペットで着ていると痛々しくて見てられない。その無難な服は今すぐ脱ぎ捨てるべきだ。肩パッドが大きすぎるぴったりとしたジャケットには目を疑う。
Ethan Hawke at Gotham Awards
光の当たり方によって色が変わって見えるこのスーツは、レッドカーペットより月で着るべきだった。ライトグレーという色のせいか、一気にイーサン・ホークが老けて見える。
Michael B. Jordan at street in LA
全く目新しさがないありがちなストリートスタイルだが、彼と同世代のジョナ・ヒルのカジュアルコーディネートに比べれば、ジョーダンのスタイリングはオートクチュールに見えてくるだろう。