ファッション

アバハウス「5351」代官山が移転オープン 旧店舗跡地にはウィメンズの新業態

 アバハウス インターナショナルのメンズブランド「5351プール・オム(5351 POUR LES HOMMES以下、5351)」は、代官山の旗艦店をリニューアルオープンした。同社が所有するSPEAK FORビルの1階から2階への移転となり、店舗面積や商品構成は変わらない。旧店舗跡地の1階とこれまでギャラリー スピーク フォーとして運営してきた地下1階には、ウィメンズの新業態となるライフスタイルストア、ザ ストア バイ シー(THE STORE BY C’)が9月1日にオープンする。

 ビル全体の改装に伴い、これまでモダンに徹した内装だった「5351」の新店舗には、アメリカ西海岸のカジュアルさを取り入れたレンガ風の柱やカウンターを設置した。また旧山手通りに面した表側ではなく、裏側をガラス張りにして開放感を演出している。小村和久「5351」ディレクターは「ここ数年で代官山は変わった。これまで華やかだった旧山手通り沿いよりも、小さな店が集まる裏側の方がおもしろく、人通りも多い。だから裏側をガラス張りにして多くの人に見てもらえるようにした」と語る。またSPEAK FORビルの2階はもともと「5351」の旗艦店を開いた場所である。「昔からのお客さまには『お帰り』と声を掛けてもらった。原点回帰の気持ちで臨みたい」と続けた。

 リニューアルを記念してアーティストの赤池完介とコラボレーションした一点モノのシューズとTシャツを代官山店限定で販売し、現在はほぼ完売したという。

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