ファッション

ケリングがスイスの時計、ジラール・ペルゴの新CEO人事を発表

 ケリング(KERING)は8月20日付で、スイスを拠点に高級時計を手掛けるジラール・ペルゴ(GIRARD-PERREGAUX)の最高経営責任者(CEO)に、同じくケリング傘下のスイスの高級時計、ユリス・ナルダン(ULYSSE NARDIN)のパトリック・プルニエ(Patrick Pruniaux)CEOを任命した。プルニエCEOは2ブランドのトップを兼任する。

 プルニエ新CEOは、「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」に9年間在籍。アップル(APPLE)では“アップルウォッチ(APPLE WATCH)”の発売に携わり、英国およびアイスランドのカントリー・マネジャーも務めた。

 ケリングのアルベール・ベンスーサン(Albert Bensoussan)=ラグジュアリー・ウオッチ&ジュエリーディビジョンCEOは、「プルニエ新CEOに、ケリングの2つの時計ブランドのさらなる発展と認知向上のミッションを与えることができてうれしく思う。ユリス・ナルダンのトップとしての彼の1年間は、両ブランドのアイデンティティー、歴史、技術的なノウハウを生かすことができる最適な人物だと確信させてくれた」とコメントした。

 ケリングは2014年にユリス・ナルダンの株式を100%取得し、直結の子会社とした。一方、ジラール・ペルゴはケリンググループのソーウインド(SOWIND)傘下にあり、日本における販売およびマーケティングは2ブランド共ソーウインド ジャパンが行う。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“個”が主役の百貨店特集2024【WWDJAPAN BEAUTY付録:2023年度世界のビューティ企業TOP100】

7月22日号の「WWDJAPAN」は百貨店特集。 個人の価値観が多様化し、コロナを経てオンライン消費がますます浸透しました。百貨店という業態の存在意義すら問われる中、それでも人が集まる店の条件とは何か。決め手は、品ぞろえでも立地でもなく、情熱と個性を持った“人”の存在。百貨店が元々持っていた強みに光を当てたり、その枠を超えて新分野を開拓したりと、編集力やアイデアを駆使して売り場を面白くしようとする…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。