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「ギャップ」の新CEO兼プレジデントは小売りの大ベテラン

 ギャップ(GAP)は、小売りで20年の経験があるネイル・フィスク(Neil Fiske)を、6月20日付でブランドとしての「ギャップ」の最高経営責任者(CEO)兼プレジデントに任命した。2014年から同職を務め、2月に退任したジェフ・カーワン(Jeff Kirwan)前「ギャップ」CEO兼プレジデントの後任だ。

 企業としてのギャップを統括するアート・ペック(Art Peck)社長兼CEOは「フィスクは小売り業やアパレル業界の経験を活かし『ギャップ』をリブランディングしてくれるだろう。彼はこのビジネスの仕組みやオムニチャネル戦略、そして革新的で価値あるブランドをどう構築していくべきかを深く理解している経験豊富なリーダーだ」と語った。

 一方、フィスク「ギャップ」新CEO兼プレジデントは「『ギャップ』は世界中の顧客に愛されているアイコニックなブランドで、われわれの前に大きなチャンスが待っていることに興奮している。ブランドのパフォーマンス、運営、マーチャンダイジング、マーケティング向上を推進するため、チームと協力していきたい」と意気込みを語った。

 同氏はバス&ボディーワークス(BATH & BODY WORKS)のCEOやエディー バウアー(EDDIE BAUER)の社長兼CEOを務めた後、直近ではサーフ、スノー、スケートなどのボードカルチャーをはじめとするアパレルやウエットスーツを展開するビラボン インターナショナル(BILLABONG INTERNATIONAL)のCEOを務めていた。

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