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赤字続きのレブロン、初の女性CEO起用で再建目指す

 レブロン(REVLON)は、社長兼最高経営責任者(CEO)にデビー・ペレルマン(Debbie Perelman)前最高執行責任者(COO)を任命した。1932年に創業した同社だが、初めての女性CEOとなる。

 44歳のペレルマン社長兼CEOは、2018年1月のファビアン・ガルシア(Fabian Garcia)前社長兼CEO退任のタイミングで前職に就いた。ペレルマン社長兼CEOはこれまでの約20年で、「レブロン」で取締役、財務、マーケティング、販売などさまざまな業務に携わってきた。加えて、同社の主要株主であるマックアンドリューズ・アンド・フォーブス(MACANDREWS & FORBS)で、取締役とストラテジック&ニュー ビジネス デベロップメント担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントを務めた。レブロンのロナルド・ペレルマン(Ronald Perelman)取締役会長は彼女の父親にあたる。

 ペレルマン社長兼CEOはEC事業を成長させるために、データ分析チームを発足するなどデジタル改革を推進してきた。加えて今後は、既存ブランドを成長させることに注力しながら、チャンスがあれば新たなブランド買収や投資も視野に入れているという。「当社の傘下ブランドのいくつかは、アメリカ市場をはじめ多くの市場で成長を続けているカテゴリーだ。そこで勝負すれば、われわれが優位に立つこともできるはず」とペレルマン社長兼CEOは語る。

 13年以降、トップが3人も入れ替わってきた同社にとって、ペレルマン社長兼CEOに今求められているのは長期的に指揮を執ることだ。彼女のことを協調性のあるリーダーというスコット・ビーティー(Scott Beattie)取締役副会長は、「素晴らしい人材を抱えるわが社に必要なのは、長期見通しができる強いリーダーシップ。彼女ならそれが可能だ」と期待を寄せた。

 なお今回の人事発表で、レブロンのポール・マイスター(Paul Meister)=エグゼクティブ・バイス・チェアマンの留任も決まった。