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ゴールドウイン体制の「ウールリッチ」は第2の「ノース・フェイス」となるか

 ゴールドウイン(GOLDWIN)は、英ウールリッチ インターナショナル(WOOLRICH INTERNATIONAL)を持ち分法適用関連会社化後、初の「ウールリッチ」ブランドのコレクションを2018-19年秋冬シーズンからスタートする。同コレクションは9月から「ウールリッチ」直営店やセレクトショップ各店で販売される予定だ。

 最新コレクションは今まで販売されてきたイタリア企画の“JRB”ラインに、ロゴを新しくした、2~3割ほど価格帯を抑えた日本企画のラインを新しく加える。価格帯は“JRB”のアウター類が10万円前後で、日本企画が7万~8万円。リアルファーを使用した、細身のシルエットが特徴的な“JRB”に対し、日本企画は「ウールリッチ」の代表的アイテムである“アークティックパーカ”や“パフィーダウンパーカ”などのヘリテージモデルを機能的なアウトドア視点で再構築した。「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」擁するゴールドウインが得意とする、ボリューム感のあるシルエットのアウター類を豊富にそろえる。ゴア-テックス(R)(GORE-TEX(R))ファブリクスやフェイクファーの使用など、素材使いも同社が得意とする点だ。他にも薄手のアウターやパーカなどオールシーズン使用可能な商品を拡充し、真冬特化型のアウターブランドからの脱却を目指す。9月中旬には南青山に直営店の出店を予定している他、イギリスのブランド「グリフィン(GRIFFIN)」をはじめ、日本のデザイナーズブランドとのコラボレーションなどで積極的なプロモーションを行う。

 従来の「ウールリッチ」は、日本では女性に人気で、ウィメンズ商品の売り上げがブランド全体の半分以上を占める。ゴールドウインが手掛ける日本企画のラインがメンズ層にヒットすれば、より売り上げを伸長させることができそうだ。

 また、同ブランドはゴールドウインの海外事業の柱の一つ。英ウールリッチ インターナショナルのグローバル展開に参画することで、新しいビジネスモデルの構築を目指す。6月にはイタリアで開催されるピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMAGINE UOMO)に日本企画のアイテムも出展する予定だ。