ビジネス

「ラコステ」が方向転換 成長けん引したクリエイティブ・ディレクターが退任

 「ラコステ(LACOSTE)」はフェリペ・オリヴェイラ・バティスタ(Felipe Oliveira Baptista)=クリエイティブ・ディレクターが退任したと発表した。2019年春夏コレクションはデザインチームが手掛け、後任は来月中には発表するという。

 ティエリー・ギベール(Thierry Guibert)最高経営責任者(CEO)はバティスタの功績を「『ラコステ』の歴史の重要な一章」と称える一方で、「ブランドは新章に突入し、更なる成長を見せるだろう」とコメントした。バティスタの退任はギベールCEOが打ち出す、“スポーツ”というルーツへの回帰を目指す戦略に基づくものと見られている。

 バティスタはポルトガル出身で、03年にパートナーとブランドを立ち上げた。その後、10年から「ラコステ」のクリエイティブ・ディレクターとしてブランドをけん引し、売上高を09年の10億ユーロ(約1320億円)から16年には20億ユーロ(約2640億円)にまで倍増させた実績を持つ。14年には自身のブランドを休止している。

LACOSTE x ビジネスの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。